映画「SONITA」追記
注目すべきは明らかに女性監督とソニータの関係性。最初はカメラに一方的に話しかけるだけだったソニータが、徐々にリラックスした姿をさらけ出し、ついにはカメラを取り上げて監督を映す。さらにソニータの身柄が母元に渡りそうになるシーンでは、カメラを第三者が持ち監督の動向に焦点が向けられ、彼女は完全に登場人物の1人になった。
このシーンを経て、物語は監督がソニータに投資することで大きく動き、また監督が彼女の動画をアメリカの学校の関係者に送ったことで、すらすらとソニータのウィニングロードは