素晴らしきTechwear
あまり聞き慣れないジャンルかと思うけど、ここ2〜3年、マイブームでTechwearがアツい!ヤバい!かっこいい!ってざわついてる。そんなお話。
Techwearって何?!
そもそも、Techwearとは、なんなのか?あくまで自分解釈ではあるけど
・天候や環境に左右されない高い機能性を兼ね備えたウェア
・収納性が高く、いかなる状況においても準備ができ利便性のあるウェア
・「Tech=技術」が集結されたウェア
と解釈しています。
また上記解釈から、立体裁断や拘った収納が採用されて、近未来的なデザインも特徴的な要素の一つ。
似た分野で言えば、スポーツやアウトドア、軍ものといったファション性重視ではなく、そのシチュエーションに対応することを優先したジャンルになるかな。(と言いつつファション性もかなり高い!)
どうです?ゾクゾクしません?未来を感じません?しない?よく分からない?ついてこーい!!!笑
Techwearの魅力
好きな人はそれぞれ魅力ポイントが違うと思うし、あくまで主観ですが、俺はなんと言っても
無駄にかっこいい!!!
です。これにつきます。いや、これ以外ないです笑
「無駄」と言っている理由は、現代社会においてTechwearの高機能は、オーバースペックだと思うんです。
これだけ世の中にスポーツやアウトドアブランドがあり、その利用シーンに合わせた機能、もちろんデザイン性も重視され、それで良いじゃないか?って思いません?全天候型でなきゃいけない理由はなく、今の利用シーンに充分対応しているものはすでに存在し、市場に出回ってます。繰り返しますが、Techwearはオーバースペック、無駄に高機能なんですよ。
だが、そこが良い!!!
この無駄に高機能と言っている部分は「現代社会」すなわち「今」に標準を合わせた見方をした場合にそう感じる訳です。そう、Techwearは「未来」に標準を合わせたコンセプトを持っている、夢があると思うんですよ!
もしもこんな未来だったら…から考えるウェア、魅力的じゃないですか?(デザイナーがそう思っているかは知らんけどね)
例えば、全世界的にヒットしているSTAR WARS。ウケている理由は沢山あるけど、その中には「圧倒的な未来。まだ人類が到達していない未知なる世界観」もその1つだと思うんです。どれだけの人がライトセーバーの発想に、Xウィングの速さに魅了されたか!(そうでもない?)
未来への期待と可能性、その表現をオーバースペックとして現しているTechwearの高機能、ロマンを感じずにはいられない!!!
Techwearの最高峰「ACRONYM」
デザイナーErrolson Hugh(エロルソン・ヒュー)のブランド【ACRNYM(アクロニウム)】がTechwearの最高峰と言っても過言ではないでしょう!
真ん中がErrolson Hugh
また、Errolson HughはNIKE LABコラボして、人気シリーズACG(All Conditions Gear=全天候型装備)から数々の最高傑作を世に出したんだよね。
どれもHughらしさがある斬新なデザイン
これぞTechwearって感じ
どうです?かっこよくないですか?未来感じません?男心くすぐるデザイン、たまら…え?うるさい?まだまだー!!!
ただ、1点ハードルが高いのは…
ACRNYMはクソ高ぇぇぇ!!!
ジャケットなんかは何十万円するんだよね…
(未来価格かよ…なんだよ未来価格って…)
NIKE LABコラボも、定価はACRNYMに比べれば手がでる価格だけど、少数ロットだから直ぐに完売し、プレ値がつく。物によっては手が出るけど、やっぱりジャケットは5万〜10数万円、スニーカーも4万〜8万円と高額…
でも、この魅力に勝てない…パタッ…
ファッションとしての可能性
ACRNYMを筆頭に、Techwearブランドは結構あるんだけど、日本には中々入ってきていない。アメリカ、ロシア、中国なんかは盛んで日本はごく一部。
また、ストリートブランドよりハイレンジとなるとY-3を手掛けるYohji YamamotoやRick OwensなんかもTechwearの要素があるんだよね(Techwearってジャンルよりも前に、モードとしての世界観は確立されてたから先駆けなのかな?)
ファッションの流行はループするけど、その時代のカルチャーから生まれたファッションと言う意味では80's〜90'sあたりからは停滞気味だと思っていて、Techwearは爆発的な要素はなくても、爪痕残す可能性はあると思う。
1から10にする事はそんなに大した事ではないけど、0を1にするには並大抵ではいかない。そんな可能性をTechwearには感じてる。
これからのTechwearに大いに期待したいし、先ずは働いて稼いでお金貯めなきゃだな…笑