20/01/07
彼は、自身の中で課題となっていた
「企業選びの軸とその理由を明確に言語化する作業」
に挑戦した。
数多のアセスメントツールを使い、
数十冊の本を読み、
既に情報過多になっているうえ、
すぐに他のことに気を取られてしまう彼の注意力散漫な性質も相まって
作業自体は難儀したが、
最終的に彼は
「競争よりも共創がしたい」
「世の中にルーザーを作りたくない」
という言葉をノートに記した。
これまで数ヶ月を費やしてきた自己分析を踏まえての言葉であるため、
彼自身この言葉に対する納得度は高い。
また、今は「これだ」という企業1社にフォーカスしてしまっており、
「自分」と「相手(企業)」、「エモーション」と「テクニック」
のバランスに関してはクールダウンして考える必要があると、
彼は自分に言い聞かせた。
彼にはインプットが多いほど気持ちが寄ってしまうきらいあるため、
万遍ない情報収集も今後の課題となる。
職務経歴書は全てゼロベースで書き直すため、
この日はwantedlyのプロフィール(「このさきやってみたいこと」)を
上記の内容を元にアップデートするに留まった。
彼は明日には職務経歴書を仕上げるつもりでいる。
また、いよいよwantedlyの「話を聞きに行く」に挑戦する準備が整ったと考えている。
彼のパートナーからは「取り合ってもらえない場合も多い」と聞いているため、気落ちしないためにも複数社にあたってみるつもりだ。
転職活動では「自分と向き合うこと」が大切だと考えていた彼だが、
それは即ち「言葉と向き合うこと」でもあったのだと
この段階になって強く感じている。
言葉に向き合うこと、言葉にすることから逃げないことが
今後より大切になってくると、彼は考えている。