20/02/01

彼は久しぶりに自分のルーツとなる
最初に配属された部署の先輩達に会った。
彼にとっては、正直に悩みや本心を打ち明けられる、信頼できる数少ない人々である。

うち1人が彼の志望する業界に転職するという報告を受け、
自然と話題は転職をする/しないという話になった。

彼はそこで、
「どの業界や会社に行くかはまだ少し迷っているが、現職を離れることにもはや迷いはない」
と発言した。

自分で言いながら、
彼は改めて自分の覚悟(今の職場を辞めること)がほとんど決まっていることに気づいた。

後悔をするかしないかは自身の覚悟によって決まる、
という考えを持論とする彼は、
自分の言葉によって改めて転職に対する覚悟の固さを実感した。