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9月総括 - グローバル事業家への道のり - タイのケーキ屋、売上150%成長

日本法人は2期目に突入。タイ法人を設立し、ケーキ屋を始めて2ヶ月弱が経過しました。今月、タイ法人では社員2名とアルバイト1名を採用して、組織として運営しており、色々と新しい学びもあった月でした。

あと30代になり、さらにドシッと構えて生きていくぞと思うこの頃です。9月も振り返っていきます!

タイのケーキ屋の売上は好調、利益もしっかり出る体制に

タイでケーキ屋を始めて2ヶ月が経ちました。今月も残り2日ですが、ちゃんと黒字化しており利益も出ています。ひとまず安心しています。

9月は社員2名(妻を入れると3名)とスタッフ1名が入社してくれて、キングダム風に言えば伍長クラスになりました。

まだ歴が浅いので1日の売上によって喜ぶ日もあれば悲しむ日もありますが、短期的な結果に一喜一憂するのではなく、1年、2年と継続的に成長していけるよう、今から施策を打っていく必要があるなと感じています。

今後1年以内に最低でも3店舗まで拡大したいと考えています。まずは来年の3月までに2号店をオープンする予定です。(宣言)ただ、普通のケーキ屋ではなく、何かテーマ性のある店にしたいと考えています。例えば抹茶特化、など。

今の店舗では新しいアイデアをどんどん試作し、お客様の反応を見ながら、人気があるものを2号店の看板商品にしようと考えています。いわば「アジャイルなケーキ屋」になっています。素早く作って、素早く試して、素早く宣伝して、素早く改善する。

これからどうなっていくか、私自身もわくわくしています。

日本法人でも新規のご相談が複数。海外案件のお話も。

最近、嬉しいことに日本法人でも新規のご相談をいただいております。特に嬉しいのは、海外案件のお話をいただいたり、既存顧客から「新規事業の設計も一緒にやってくれないか」と、経営に近いお仕事のお話をいただくようになってきました。

独立して2年間、自社の成果(売り上げ)はもちろん重要視していますが、それ以上にクライアントの成果を出すことにこだわって取り組んできました。それが今になって複利のように返ってきている気がします。

そして、もう一つ感じているのは、より組織的に事業を展開していくべきタイミングが来たということです。そのため、しっかりとMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を定め、強い人材を採用せねばと感じております。

日本法人とタイ法人の事業運営の違い

日本とタイで事業を展開する中で、両社の違いを日々実感しています。
日本法人では、業務委託の方もいらっしゃいますが、私自身のスキルと経験を活かした受託事業が中心です。スキルを切り売りするやり方は売上を立てやすく、事業運営の自由度も高いため、比較的ストレスフリーで仕事ができており、自分のスキルで会社を牽引できる状況です。

一方、タイでは主にスタッフが実務を担当しています。やはりタイ語が話せるスタッフに実務を任せる方が、タイの事業は効率的に進みます。これは駐在時にも感じていたことで、駐在時も任せることで一気に仕事が進みました。

この2つを比較すると、一定規模まで成長する最短ルートは日本法人のやり方でしょう。ただし、自分の時間がボトルネックとなり、そこからの大きな成長には優秀なマーケターの採用が不可欠です。ただこの優秀なマーケターの人口がそもそも少ないというジレンマがあります。

対照的に、タイ法人の店舗事業の効率性は受託に及ばないものの、この仕組みを複数作れば、大きな規模で事業を行える可能性を感じています。
現在の戦略としては、日本法人では受託の数を増やすのではなく、少数の企業に深く関わり、案件を大きくすることで利益を上げ、それを「仕組みによる経営」に投資していく考えです。

30歳を迎えた瞬間の血便

実は30歳の誕生日を迎えた数日後、下の方から大量の血が出ました。排泄物ではなく、純粋な血液だけが大量に出る状況に、正直かなり動揺しました。

慌てて病院に駆け込み、幸い痔という診断で済みましたが笑、一瞬「もしかして深刻な病気では?」と頭をよぎり、恐怖を感じました。

振り返ってみると、特に今年後半、平日は朝7時から夜22時、23時まで働くのが日常になっていました。土日も店舗の仕事に追われ、休暇らしい休暇を取っていない状態、まさに働き詰めの日々でした。

この状況、どこか既視感があるなと思ったら、18歳の受験期も似たような体験をしていました。

その時は合格への執着から体調管理を疎かにし、結果として肺が破れて肺気胸になりました。気づいたときには左肺のサイズが半分になっていました笑

自分の性格上、大きな明確な目標が見えると、「休暇=悪」と休息を取ることすら無駄に感じてしまいます。

筋トレもしているので体力には自信があったのですが、体の内部は鍛えられないようです。やはり、体は資本、適度な休息は必要不可欠です。

今後は人間力をいかに伸ばすか

日本では業務委託のメンバーが、タイでは社員やアルバイトさんが、自分が立てた旗のもとに集まり手伝ってくれていますが、今後はスキルよりも人間力を磨く必要があるなと感じています。

例えばタイでは、店舗事業も2、3店舗ではなく、10店舗、20店舗、さらには100店舗、それもアジア全体で展開することを真剣に考えています。ECという形でも構いません。
それを実現するためには、絶対に一人ではできなくて、協力してくれる人がいないと実現できません。そのためには器、人間力が必要です。

ただ、自分の実現したいことに対して、自分の人間の器がまだ小さいなぁ〜と感じています。キングダムの将軍みたいな、強さと包容力のある人になるにはもっと負荷のある環境を自分でつくって耐えていかねばならない、そう感じた9月でした。伸び代です。30代、アジア制覇!

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