vividbirdのOO(ダブルオー)
まえがき(暑苦しいので飛ばし推奨)
先日、vividbirdの動画を見ていた時の事。
やっぱり革命の落ちサビは至高である。倉田くむちゃんの大胆なドリブル突破のような印象的なBメロの後、下手から大塚レンちゃん、上手から小田切悠ちゃんが後ろ向きに近づいてきて背中合わせになって、
大塚「愛してしまえばよかったのに~」
小田切「愛した全ての者たちに~」
対照的なキャラの2人が対照的な歌詞を交互に歌う、というコントラストがとてもいい色を出している。しかも、レンちゃんと言えば「ふんふん」が口癖?の元気系キャラ(と単純にカテゴライズできないけど、そういうことにしておく)、悠ちゃんはいつも落ち着いた表情で、一歩下がった位置から俯瞰でグループ全体を見ているようなクールキャラ(と思いきや、面白い一面もあるけど以下略)。普通に考えたら歌詞パートは逆の方がしっくりきそうなところだ。
ここで、あえて元気な子に後悔を、クールな子に激励を歌わせることで、ギャップの魅力を引き出している。ふだん大人しい人が怒っている方がより怖い、みたいなやつ。
グループの良さというのは、各自が持っている個性的な色を鮮やかに出すことはもちろん、その色が合わさって新しい色、新しい柄が生まれることにある。この革命の落ちサビはまさに、白とピンクのコントラストで、美しい柄が生まれているところである。
実は大塚&小田切(でOO)コンビで歌う事が多い
ふと気づいてしまった。他にも同じように大塚&小田切コンビで歌っている箇所がたくさんあるぞ、と。
そこで、下記のように各曲から2人が前後でソロパートを歌っているところをまとめてみた。これが意外と多いこと、多いこと。まさかここまでとは…。
定義1:歌割は公式Youtubeの2024/3/31公演動画に基づく
定義2:ソロパート以外はカウントしない
定義3:サビ→Aメロなど間奏を挟むものはカウントしない
1.「TORIKAGO」2番Aメロ~Bメロ
大塚「きっかけ単純に~」
小田切「カーテンの先たまに見せる~」
2.「論理ボーイ」1番Bメロ
小田切「ありもしないのに 思い出に溢れ ~」
大塚「失ったはずの一部の感情」
3.「論理ボーイ」Cメロ~3番Bメロ
大塚「カウントダウンがチックタック 夢の中へ~」
小田切「いるはずもないが親友とハグを~」
大塚「守り続けたが遂に時は来た」
4.「GPG」1番Bメロ
大塚「駆け引きは必要ないの ねじ伏せてやりたいだけ」
小田切「戦略はバッチリでも 何でこうなっちゃうの」
5.「アマヤドリ」1番Bメロ
小田切「降りしきる雨 傘も持たずにネオンの街突っ切る」
大塚「雨宿りの君に出会った 出会いはいつも突然」
6.「アマヤドリ」3番Bメロ
小田切「鬼の居ぬ間に羽を伸ばそう 久しぶりに晴れたね」
大塚「降り続いた雨が明けたら 君はどこにもいない」
7.「人間の成分」1番Bメロ
大塚「あの頃はいつだって二人の世界 終わりの来ないイーハトーヴで」
小田切「確かめ合ってた馬ッ鹿な二人に教えないとね」
8.「人間の成分」3番サビ後半
小田切「人間の成分で何が分かる 何も考えず叫ぼう」
大塚「きっと体が欲する数%を私 埋めてあげましょう」
(※聞き取れなかった。多分ちょっと歌詞が違う)
※「目撃者A」1番サビ後半
大塚「もしかして」
小田切「暗闇に乗じて」
→記事公開時はカウントしたけど「もしかして」は複数人で歌っているため除外した。
9.「革命」3番落ちサビ
大塚「愛してしまえば良かったのに 苦しみを抱えて生きるより」
小田切「愛した全ての者たちに 小さな歓びと悠かな祝福を」
以上、現在音源化されている7曲中6曲9か所、2人が前後で歌っている箇所があった。うーん自分の所業ながら激キモい(半分褒めてない)。
こうしてまとめてみると、Bメロ絡まりが多い。Aメロは倉田くむちゃん、三橋真子ちゃんのイメージがあるので、うっすらAメロ担当、Bメロ担当みたいなものがあるのかもしれない。
そして、冒頭の暑苦しい語りでも触れていたが、レンちゃんの担当する歌詞は「勢いに任せて行っちゃえ!」と言った歌詞が多く、対して悠ちゃんの担当する歌詞は「クールに賢く行きましょう」みたいな歌詞が多い。GPGが象徴的。なので、革命の歌割の異質さがより際立っている。この曲は歌詞考察するリストに入っているので、後で参考にしたいところ。
結局これで何がわかるのか、と言えば何もわからない。なんの成果も得られませんでした!ただ、二人のファンの人はこれを参考に聞いてみてはどうだろうか。
締まらないけど終わる。