ビドバのアイドル屋さん!
vividbirdの三苫薫(と僕が勝手に思ってる)。緩急を自在に操り、不可能な突破を可能にする驚異のドリブル力は他の追随を許さない。
くむちの落ちサビ、落ちサビ前(何て呼べばいいんだこれ)は唯一無二のくむち劇場。一度クールダウンした雰囲気を一息でラストスパートへ導いてしまう。倉田くむではなく、詩の主人公を完全に降ろしきってしまう。
このガラッと局面が変わってしまうのが、ドリブルの名手がセンターライン付近で受け取ったボールをあっと言う間にゴール前に運んでしまうシーンと重なった。ゆえにくむちはドリブルの名人だと思ってる。これは非常に個人的な話なので、わからなくても大丈夫。
このダンスも、くむちの技術の高さがよくわかる。このコーディネート、この着こなしでこのダンスを踊ったら、どういう風に服が揺れるのか、そういったイメージが頭の中でしっかり出来ているのだろう。スカートの揺れを手足のごとく自在に操っているようにさえ見える。ちょっとした体の捻り、蹴りの強さまで正確にコントロールされているし、その間表情も崩れていない。
ダンスの基礎となるのは圧倒的なリズム感の良さ。キビキビとリズムに合わせて踊ることもできれば、自由にレスを組み込むこともできるし、大胆にアドリブを入れても、リズムキープが出来てるからしっかり元の位置に戻って来れる。10/5のさとモンFESではフォーメーションから大きく飛び出して、ステージの端でクラップを煽っていたが、何事も無かったかのように元の場所に戻っていった。もちろんリズムはしっかりキープ出来ていて目を疑った。
曲中MCが心地良いのも、聞きやすいのも、曲のリズムに乗っかっているからだろう。
用意周到屋さん
くむちの魅力を挙げるとすれば、それは用意の周到さにある。これをやりたい、これになりたい、という目標や目的が明確にあって、そこから逆算して組み立てていっている。例えば、以下のオフショットがそう。
この適度に力が抜けた雰囲気がプライベート感あって良い。オフショットという雰囲気がよく出ている。
まず、グレーのスウェットという華やかさ、彩りから最も遠い服装を選択。おそらくオフで愛用しているであろう眼鏡をかけ、表情も手も力を抜いてダラッとしたオフの雰囲気を演出している。
しかし、これを読んでいる紳士淑女ならば既にお気づきであろう。
もちろん、これは本当にオフの無防備な姿を自撮りしたものではない。まずはこの髪。しっかり櫛で梳いてセッティングしたことであろう。ヘアアイロンで内巻に癖を付けたかもしれない。前髪だってこれからステージに立てます、っていうくらいバチバチに決めてる。このスウェットだって、襟元によれも無いし、ケチャップのシミもついていない。あくまでリラックスしたプライベート「風」である。
ふつう、自撮りに慣れているアイドルだって少しくらい目元に「皆に見せる自撮りしてます!」「可愛く見られたい!」という力みが入ってしまうものだが、それもくむちには見られない。しっかり準備をした上で、しっかり力を抜いている。
事前の準備を周到にやりきった、どこも抜けがない、という確信があるからこそ、最後の瞬間に力を抜いてオフショットを演出できるのだろう。
特典会までかわいい屋さん
特典会の応対も非常にうまい。ファンの話を聞く時と、自分が話をする時のメリハリがしっかりしている。こちらの話はしっかり聞いてもらっている感じがするし、くむちの話には引き込まれる。目線の移動や声の抑揚のせいかもしれない。しかも、その間くむちの右手は休むことなくサインを描き続けている。チェキのスペースの使い方も上手く、コメントやサインまで含めて一つの作品になっている。
これは天性のもの、というよりは特典会を楽しんでもらおう、というサービス精神なのではないかと思う。こちらの表情や反応を見ながらリアルタイムで反応を考えているように見えた。
また、特典会の時にいつも持っているショルダーバッグが可愛い。いつもこれなのかは僕の知識ではわからない。こういった小物をデコるセンスがとてもかわいい。
復帰後はこのレンちゃんのイラストをバッヂにして付けている。くむちに限らずビドバの皆、レンちゃんのイラストグッズ好きだよね。
という訳で、くむちのかわいさを掘り下げてみました!
僕自身、アイドルにハマる前はずとまよも聴いてたし、すいちゃんも聴いてたので、まだまだ話したいことはたくさんあるんですよね。
これを読んだ皆さんもビドバのライブ、そしてくむちの特典会へ行きましょう!