4人のリンワン、5人のリンワン
今回、端を発したのは11月2日の倫ちゃんの特典会にて。
「最近ビドバのnoteばっかり書いてるでしょ!前みたいにリンワンについても書いてよ~」
と言われたのがきっかけだ。倫ちゃんの特典会に行ったのは、これで2月25日ぶり3回目。その間リプもしたし、オンチェキを買ったりもしていたけど、正直そこまで知ってもらえているとは思っていなかった。
アイドルにここまで言われて断る、できないなら他界しろ、が僕のポリシーだ。(※これは僕が勝手に思っているだけなので、もちろん他の人には適用しない) という訳で、リンワンについて書きたかったテーマについて書いていく。
4人になって、5人になって変わったこと
これは、多くの人が何かしら感じていることだろう。約7か月の間リンワンは4人でやってきた。そこに待望の新メンバーが入って、何も変わらないはずがない。じゃあ、具体的にはどう変わったのか。
まずは4人体制。各メンバーの負担が大きくなってしまった事は否めない。ファンとしても推しの歌割が増えた!と手放しで喜ぶわけにはいかなかった。しかし、そこで一人一人の新しい魅力が発掘されたことも事実だ。
例えば、陽凪ちゃんの「燃える火曜日」のBメロや「ササル」のラスサビは元々歌ってみて欲しい、と僕が妄想していたパートだった。
これが想像以上に良かった。真に迫る迫力がありつつも、きちんと陽凪ちゃんなりの解釈が感じられた。経緯を考えたら複雑な思いもあるけど、それを差し引いても陽凪ちゃんの新しい魅力が見られて良かった。
グループを野球チームに喩えたら、エースピッチャーを務めていたみょんちゃんがいなくなって、二番手ピッチャーだった倫ちゃんがエースになって、センターを守っていた陽凪ちゃんがその強肩を活かしてピッチャーに挑戦して…といったポジション変更が行われていたわけだ。
サッカーで言えば、1トップのみょんちゃんがいなくなって、トップ下の倫ちゃんが偽9番的な立ち回りをしながら、本来守備的なポジションの3人が代わる代わるオーバーラップしていくという戦術になった。ここで倫ちゃんがメッシのように周囲を活かしつつ自分で決めに行くという事ができれば、4人で続行という選択肢もあったのだろう。ライブが月5本以下だったら、それもできたはずだ。しかし、ライブアイドルという業態でやるからには、倫ちゃんの負担が大き過ぎた。より高いステージを目指す、という場合にそこがボトルネックになってしまう事も十分に考えられた。
そんな状態のリンワンに百音ちゃんが入って来て、戦術の選択肢が大きく広がった。いきなりピッチャー百音、1トップ百音、じゃなくて、今は収まるべきポジションを探り探りやっているような段階なのかもしれない。だが、明らかに4人全員が元のポジションに帰りつつある。4人体制で得た魅力はそのままに、失われた魅力を取り戻しつつある。
みょんちゃんがいた頃の5人体制の良さ、4人体制の良さ、百音ちゃんの良さ、全てが感じられるのが今の状態だろう。間違ってもどっちつかず、中途半端ではない。巨大な怪獣の姿は見えないけど、すごい足音が聞こえてくるような感じ。今の状態を消化してもう一段階化けるな、というワクワク感がある。僕が最後に見たのが12/1なので、今はもうその輪郭が見えてきているのかもしれない。
もっとも、これは単なる僕の感想に過ぎない。客観性がない。それに「うち野球もサッカーも全然わからないんだけど!」というクレームが聞こえて来そうだ(笑)。そこで、今回はちょっと趣向を変えていく。
SNSをデータ解析してみる
別のグループで活動していた人が入ってくると、その別のグループの手法だったり、常識が持ち込まれる事が往々にある。これは一般企業でもよくある事だ。
百音ちゃんの「最近自撮りしてない!」というインスタ投稿や、オタク趣味の連投を見ながらふと思った。
あえて指摘するな、という声が飛んで来そうだけど、リンワンは地方のオタクに厳しい。個人の自撮り投稿や配信は少ないし、グループとしての配信は3周年記念を最後に2年以上やっていない。そのアーカイブも見られなくなってしまった。
リミスタが主催のものは下記のように残っているので、この機会にここで紹介しておく。
百音ちゃんが入ったことによって、そういった部分にプラスの影響があるのではないか、これだったらデータで分かりやすく解説できるのではないか。そこで、自撮り投稿の変化をカウントしてみようと思いついた。
ただ、集計するにあたってインスタストーリーは後から追っかけてカウントできないので、今回カウントする対象はXのみ。定義は下記。
1.画像1枚ではなく1ポストにつき1。ただし、別ポストでも解像度が違うといった場合は重複してカウントしない。
2.画像でも動画でも区別せずにカウントする。
3.食べ物などお顔が写っていない物はカウントしない。
4.自撮りと言っているが、明らかに他の人が取ったものでもOK。
5.集計は12/29まで。
結果は下のグラフのようになった。
残念ながら、音々ちゃんと倫子ちゃんが10月に跳ねた以外、特に何の変化も無かった。おかしい、こんなはずではなかった。
正直、「何の成果も得られませんでした!!」と言いたいところだが、花琳ちゃんのマイペースさが突き抜けているという事が判明した。月に〇回投稿と計算しているかのような安定感だ。
気を取り直して、百音ちゃんもグラフに加えてみよう。
もはや多くを語るまい。やはり、「昔からいましたよ」って性質をもった人が偶々オーディションを受けに来ていて、審査員をしていたプロデューサーやメンバーがそれを見逃さなかったのだろう。
もちろん、批判がしたいわけでも、面白おかしくイジリたいわけでもない。ただ、リンワンがまだまだ伸びる余地を残している事は明白だ。それを歯がゆく思っているファンも少なくないと思う。
アイドル〇年限界説の中で最も長いのが6年。某大手事務所Aも6年契約という話だ。6年目となった来年は課題を一つでもクリアして、大きく飛躍して欲しい。