Ringwanderungの新メンバーについて考える

 今のリンワンに足りないのは「FW」だ。
 傷だらけになりながらでも、前へ前へと突き進み、道を切り開く。得点への嗅覚が鋭く、決められるチャンスには絶対に決める。使えるものは何でも使ってボールをゴールへ押し込む。そんなFWのようなメンバーが必要なのではないだろうか。
 もちろん、今の4人体制のリンワンもとても魅力的だ。僕としてもこのまま4人のフォーメーションを進化させて極めていって欲しいという気持ちもある。
 しかし、現状は6月30日まで新メンバーを募集している。プロデューサーが必要としているのだ。その理由は、足りないポジション(=FW)があるからだ、と僕は考えている。

 リンワンの4人は全員レベルは高いので、複数ポジションを兼ねることが出来る。今でも代わる代わるFWの役割を務めている。
 ただ、それぞれが最も輝けるポジションで言えば倫子ちゃんはトップ下。音々ちゃんはボランチ、陽凪ちゃんと花琳ちゃんもMFかDFだろう。
 今のリンワンは4人でも戦える形を見せてくれている。しかし、ここから4人で頂上を目指していけるのかと言えば、そこには疑問は残る。
 4人組のアイドルと言えばyosugalaやジエメイ、Kolokolなどが浮かぶが、彼女たちのようなスタイルがリンワンの4人を最も輝かせるスタイルかと言えば、それは違うかもしれない。
 ここまで約4ヶ月、すごいスピードで体制を立て直した凄さも見せてもらった。そこに対しては感動もしてるし感謝もしてる。
 それでも、もっと凝ったダンスで、フォーメーションで魅せて欲しいと思ってしまった自分がいる。それには5人、欲を言えば6人必要だろう。
 妹グループのvividbirdは全員が攻撃参加するような、超攻撃的グループだ。リンワンだけ何とかしたいなら、ビドバからメンバーを持ってくるのも選択肢の一つだし、プロデューサーが違えばそういう判断もあっただろう。「やってみたらハマるだろうな」というメンバーもいるし、ビドバのオタクとしては少し不安に思っていた。
 しかし、プロデューサーは過去にリンワン分裂の危機に際して、独立してでも当時の5人体制を守ったことがある。その行動はリンワンの体制を守るというよりも、「今のメンバーで続けたい」というメンバーの思いを守ったのではないだろうか。
 いくら同じ事務所内の移籍とはいえ、プロデューサーの手でビドバの6人を引き裂いたら、そうやってリンワンを強化したとしたら、10人全員が傷付き、その亀裂をきっかけに、事務所自体が崩壊してしまう危機があるかもしれない。
 これは僕の想像に過ぎないが、おそらくそういったいくつかの未来を想定して、プロデューサーは第一回オーディションの結果を合格者無し、としたのだと思う。
 少しでも疑ってしまった自分を反省したい。

本題

 散々言ってきた「FWタイプ」とは多くの場合、そのグループの顔や核と言われる中心メンバーだ。奇数人のグループならセンターだろう。もし、僕の考えとプロデューサーの考えが一致していたとしたら、それは新メンバーは決まらない訳だ。
 14~21歳と年齢を低めに設定したことから、将来リンワンの中心になるようなアイドルになる可能性のある、原石を発掘しようとたのかもしれない。
 また、このタイプの補強は特効薬にもなれば猛毒にもなる。リンワンが作ってきた世界観を一気にその一人にもっていかれかねない。かなり危険な賭けだから、まだリンワンの色に染められる若い、経験の少ないアイドルを求めたのかもしれない。
 しかし、年齢を24歳まで広げたという事はアイドル経験者というだけでなく、有名グループを経験した人まで射程に入れてきたということだろう。今フリーのあの人やその人も候補に入ってくるかもしれない。リスクは高いがそれでも増員したいというプロデューサーの意思がうかがえる。

お茶を濁す

 実は、こういうアイドルがリンワンの5人目にハマるのではないだろうか、という具体例をここに書こうとしていた。
 しかし、ここで名前を出したところで双方にとってまったく得にならないし、名前を挙げられて不愉快に思うファンや関係者もいるかと思ってそれは避けた。(※もし聞きたい人がいたらDMください) 
 そこで、お茶を濁しに濁して妄想で新メンバーのプロフィールを考えてみる。誰得だこれ(笑)

 身長:159㎝ 
 血液型:O型
 出身地:大阪
 趣味:知らない街を歩く
 特技:ものまね、ライブ中の煽り
 好きなもの:日本酒
 嫌いなもの:じっとすること

 ダンスより歌が得意、声域はアルトで髪は黒髪ポニーテール。陽凪ちゃんとはアクセサリーやアレンジで差別化して欲しい。
 性格は男勝りというより、男前。マイクを持たせたらひたすらしゃべり続けるお喋りモンスター。
 アー写の立ち位置は 音 新 陽 倫 花
 登場時の立ち位置は 倫 花 陽 新 音

願望と妄想のビジュアル

最後に

 結局のところ、オタクにはただ行く末を見守る事しかできない。出てきた料理を食べるか、店を去るかの二択しかない。
 リンワンにはリンワンの良さがある。強さがある。どんな体制になるにせよ、それを突き詰めていって欲しい。


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