10月の末の雨の日。 金木犀が盛大に香っていた。 オレンジ色がそこら中に広がって やっと秋なんだと思えた 大学の通学路にも金木犀が香る場所があったのをふと想い出した。 さっきまで見ていた夢が、ふっと消えていく瞬間に なんとも言えないさみしさを感じた 夢と現実の境に、記憶の曖昧さと不可思議を想う 本当に些細なきっかけで。 普段は端の方にキレイに片づけている、ように見せかけている不安とか焦りとかが、一気に溢れてしまって、涙が出て、止まらなくなってしまった夜。 あぁそう
駅でトイレに入った。 扉の前にカメムシがひっくり返っていて。 …ベランダで寝たいくらいいい香りだけどカメムシがなんとかんとかってポストを竹澤汀さんがしてたな。なんて想いながら(常時脳内竹澤汀連想機能)、座って。 ふと。父のことを考えていた。 父の記憶はほとんどない。 ヒゲのジョリジョリとタバコのにおい。 その日、部屋は雑然としていた。 たくさんのものはなかったが、片付けられる途中なのか、もういらないからとダンボールには入れられなかったものなのか。床には細々としたものが散ら
この夏は。 Cinématographeのぐぅをたくさん聴いた。 ぐぅは。歌詞がとても、…好きだ。 YUIさんのRolling star 阿部真央のモットー。 なんかを聴いていた感覚に似ている。 竹澤汀さんのうたの歌詞もすきだけど。 ここまで、どストライクな感じははじめてかもしれない。 最初、これは好きっぽいな?と思って。 やっぱ好きだなぁーとなってきて。 …今やじわじわどっぷり好き。 汀さんの歌詞はすきだけど、どちらかというと自分ではない誰かの物語の中で、共感を持
何かを忘れている感じ。 何かを忘れてしまっていたとして。 …それが何かわかるのなら、それは忘れてはいないわけで。 忘れる、ということは、…何もわからない。 はずのこと。 でもなにか… 何かを忘れいてるような気が、無性にすることがある。 なんでもない。 僕の中ではなんでもない普通が、何よりも僕なのだろうな。 何か忘れているのはこのnoteかな… とも思ったんだけど。別にわすれていたわけではなく。…ただ書くことが何も思いつかなかっただけなのだけど。……もしかしたら、何か
noteを書くために、月に一度。 …どんな1ヶ月だったかな、と、振り返るようになってきた。 たった1ヶ月でも。 驚くほど記憶がない…ということがままある。 この1ヶ月も。 ちょっと考えるだけではなにもわからないんだけど。 …何もなかったわけではなく。 ただちょっと。…夏バテ気味ではあるかなぁ、と。思う。 あまりにも思い出せないので、X(Twitter)をさかのぼってみたりとかしていたのだけど。 大まかに言うと。3ヶ月ぶりに竹澤汀さんのライブに行けるのが嬉しすぎて、何も考
最近、毎日ちょっと眠すぎるんです。 5月の半ばくらいだと思っていたらいつの間にか6月の半ばになっていました。 この一ヶ月。いったい何が?? と、思い。先月のnoteを読み返してわかりました。 スマホアプリのゲームです。 先月。全てできないのなら、全てやめてしまうという極端な選択をしがちな反省として。 何をして、何をやらないか、という思考と選択の練習とか言って続けていたゲーム。 なのですが。…十分やって、寝不足が加速。頭使いまくってつかれている。という。(  ̄- ̄)んー
心地よく湿り気を帯びた風が吹いていて 少し明るい曇り空に 駅を降りてすぐの喫茶店に入ってゆっくりと珈琲を飲んで、仕事をサボってそのままやめてしまってやろうか、と。いつものように思いながら、通り過ぎる。 しばらくの間、臨時休業をしていた店から珈琲の香りを、感じなかった。 しかし心地の良い風で なんとも絶妙な湿り具合なんだろう なんて思った途端に雨が降ってきた。 爽やかな雨、という感触 川沿いを歩く束の間 あっという間にやんでしまった。 たった数分使っただけの折り
シゴトをサボりにサボっていたら とっくに春が来ていた 急にあたたかくなって一気に咲いた桜が また一気に散っていくのかと思ったら 思いの外また気温が下がっていって ゆっくりと散っていった あんまりキレイにちらちらと桜吹雪で これはもしかしたら 落ちてくる桜の花びらを空中でキャッチする ……的なやつができるのでは?? と、思う程だった。 桜の花びらはキレイに手のひらを掠めていった 立ち止まって何度も挑戦するような 時間も勇気もなかったけども …もう少しくらい トラ
2月の末に風邪を引いた。 コレでもかってくらい。 こじらせている。 もう3月末だものね。 アレを片付けて、コレをして。 …みたいな事を徐々にやっていて。 さて、3月は。……なーんにもしてない。 なーんにも、…考えられない。 やろうと、思っていた事。やりたかった事。 なんだかいろいろあったような気もするのだけど。 なんだったろうね。……(  ̄- ̄)? 片付けをしようとしていたはずの部屋は、なんだか雑然としてしまっていて。……なんだかなぁ。と、思いながら、多少整理をは
今日は雨だ、と聞いたので。 傘を持って出た。 雨は降っていなかった。 電車を降りると小雨が降っていた。 自分の中に。 とても自信過剰な部分と。 とても自信のない部分とがあって。 そいつらがせめぎ合っては。 落ち込んだ気分になる。 夢をみた こわいくらいでっかい満月がふたつ とても明るくて美しくて、少しこわい 夢をみた The Owl House という海外のアニメシリーズ(好きなんだけども) の第二話の最後。 アウルレイディことイーダが、魔女になりたい人間ルー
好奇心なんてゼロだな。と。思う事がある。 たいていの事がどうでもよくなってしまう。 全てがわからないのなら。 何かをわかる必要はあるのだろうか。 誰かや何かを、結果わからないとしても。 わかりたいだとか、知りたいだとか。 思っていた。…のが、事実だったのか。 よくわからなくなってくる。 本当に知りたかったか??そんなこと。 最初からどうでもよかったんじゃないか? ただ。ここに。イルために。 どうにか理由をこじつけただけだったんじゃないか? まぁ。それも。ありそうだな
夜明けの細い月がとても美しかったんだけど。 写真はうまく撮れなかった。 細いけれどしっかりと、くっきりと 煌めいていて、美しかった もう。年末なんだなぁ。 と。じんわりと感じている。 よくはわからない。 今年はどんな年だったか。みたいな事を。 考えてみたりする時期なのかもしれない。な。なんて、思いながら。 仕事中に、オールドファッションが食べたくなった。 もさもさと口の中の水分を奪われながら、外側のカリッとした感じと、甘すぎない甘味。ふと食べたくなるシンプルな味。…オー
ここ最近は。 無。…無、ですね。 なにも考えていない。 心地よい穏やかな西日も それに煌めく水も 帰り道に流れる穏やかな空気に 目をそらして。 下を向いてそそくさと歩いていた。 昨日は雨だったけどね。 否応なくやってくる毎日のシゴトに 秋の景色が穏やかに心地良すぎて居心地が悪い 秋を拾った 初夏に見上げた種子たちが そろそろ落ちてる頃かもしれない、と ふと思って。嬉しくなって拾った。 毎日の中に。光がきらめいている事に。 なんだかよくわからない、もどかしさがあ
気づいたら落ち葉が落ちていた。 ふと顔をあげると、紅葉しかけているのかなんなのか、どっちつかずでハッキリしない、中途半端なこころみたいな木が並んでいて。 なんの覚悟も。なんの諦めも。 つかないまま季節のうつろいに戸惑っている。 何かを学ぶには、自分に合った学び方が必要らしい。 そのために自分を知る必要があるらしい。 自分を知るには、他者を知るといいらしい。 他者と自分との違いで、自分がみえてくる。 …というか。 そもそも自分ってなんだろうか。と。なった時に。 …それが他
中学高校の頃はよく本を読んだ。 読んだ。というより。書かれている文字列をただ追うように眺めていただけで。そのほとんどの内容を全くと言っていい程、覚えてはいない。 小学生の頃は。 図書室に行くのは好きだったけれど。 やはり、本を読めた、という感覚はない。 同じ本ばかり借りていたし。 その頃流行っていたハリーポッターのような文字の多いものではなく。 なにかようかここのかとうかなにがなんきんとうなすかぼちゃ ……みたいな。文字量は少なく。内容というより、口に出して読んだ時におもし
久しぶりに。 全てがどうでもよくなってしまう。 …タームが来た。 今朝は少し風が吹いていて。 先日までのわけのわからない暑さがやわらいでいる。 立秋も過ぎたからだろうか。 …といっても。 日差しは容赦なく痛いのだけど。 トンボが頭上を飛んでいて。 なんとなく。 人さし指を空に向かって突き上げたいような気分になったけど。 …そんな事はしなかった。 昨年から気になっていた。 ピンクっぽい花はさるすべりという木らしい。 のを。昨日の知った。 とかテキトーに打ちながら歩いて