郷に従え 言っては見ても 自然の掟にゃ 従わず
彼の人も此の人も他人事と話す 生きてても詰らない此の世も仕舞と 止らない皆為て声高に話す 知ってるよと私は今を拾う 何よりも己が為しか見えない様で 皆は当り前だと今を棄てる 毀しても毀しても身に覚え無いの そんな人は居なくて善いじゃないの 気も付かず人間は何時の間に過ぎる 止まる事をも為ず何時の間に過ぎる 楽に勝る物何て他には無いよと 知らないと駄目なのに知らな過ぎる 誰よりも己が事気に掛かる様で 皆は誰の御蔭と知る由も無い 降られたら降られたで文句言う許り そんなに考
空っぽの連れに問う 中身を何処に落して来たのですか? 人の形は為てるでしょう 人の心は無いのですか? 貴方の非を認めぬ 澄ました顔を何故か思い出しました 自分が悪いと謝る 顔何て見た事無いのに 腹立たしさを情けで留め 何喰わぬ顔為てる貴方に 三下り半を突き付けたとて 貴方の中で埋もれて仕舞う 近くで暮らす事が 二人に悪い事と解って来ました 曇り眼の貴方には 私の気持ちは通じません 腹立たしさも情けも止め 刺して逝きます 貴方は独り生きれば善いわ 自分の始末付けられなく
自分探しに 出掛けた切りで 君は一体 何処に行った? 世間の風に乗せられた儘 今頃何処かの街の中 歩いて居るの? 空気吸ったり 読んでもみたり 顔で笑って 背中で泣くけど 不確か過ぎて 何時か詰んで仕舞そう そんな気が為 ると君は 良く言ってたね 誰も思っては 居ないんだろうけど 君は不意にそっと 目を伏せて黙った 理想の自分 見付けられずに 君と言う人 見えなく成った 世間の風に 中てられて君は 顔添え見分けが付かなくて 君探してる 今も昔も 君は君だよ 感じて見て
為人隣人 知らぬのに何を知る 徒花や唖唖無駄花や 自分善き人他悪しき人 歩かざる人の道 獣達翔り逝く 無常也唖唖無情也 悟る事知らない人許り 実らぬを知り誰かの糧と成ろ 寒寒と凩の 吹き遊ぶ声に訊く 此の先に噫此の先に 人の生きる場所在りますか? 此の世は人の行い映そうぞ 善き事が満ちたるか 憂事蔓延るか 人は道を作る責を 背負いて其れでも歩いてく 皆同じく何時しか髑髏 実らぬを知り誰かの糧と成る 本歌 原由子 「花咲く旅路」
人が死ぬ まあ10月に限った事じゃ無いけれど 去年の10月も亡くなる人が多かった 今年も有名な方が今月亡くなっている 10月… 季節の変わり目 前線、大気の不安定、低気圧、朝夕の気温差 夏の暑さから漸く解放され始めるが 暑さがぶり返す事もあり 涼しくなって来たなぁと心と体が緩みがちな所に 暑さのぶり返しや季節の変わり目の諸々や 今夏の夏の疲れ何かが重なると 体力が低下していて持病がある人は その持病が急激に悪化したり 持病から別の病気を呼んだりして 亡くなる所まで行ってし
今日はね今日でね文句を垂ら為て貴方は生きやがる 此の世の人って軽軽しいねと知ったか振り為てる 所詮御頭がアレだから金添え有れば超御機嫌 皆が大人に成れたなら 此の世はとっても幸せに… 厚顔無恥添え憚る様子も見た所無しと為て 法螺吹く他人と信じる他人が其其ペアと成る 何処を如何為たって人だから神様何かにゃ成れや為ねぇ 舌の根乾かぬ内に亦 口先尖らせ何を言う 今は僕の為に生きよう 他人は僕の為に生きろよ 全ての他人は平伏しな!! 同化も如何か同じ面為て幼き顔許り 大人な振り