良い人を演じすぎないで

6月9日 曇のち雨

こんばんは。
もう10日になってしまっているけどまぁいいや。

近頃自分の中で輪郭がくっきりしてきた気持ちがある。

それは、

「自分の家族のこと、あんま好きじゃないな」

ということ。

そもそも血の繋がりがあろうがなかろうが自分以外は全員他人という思考で生きている。
血縁関係があるというだけで色々と許容しないといけない、と思っていたので家族が苦手なのかもしれないな。

幼少期から両親の中は最悪で気づいたら離婚してたけど、
母親からは歪んだ過干渉、父親はほぼ無干渉だったように思う。(親権は父)
グレはしないまでも反抗期はひどかったので、大人になってからは比較的歩み寄りを試ていた。
家族旅行なんかも結構行ったし、兄弟も私も結婚してからはやっと普通の家族になれたのかなーとか思ったりもしていた。


恨んだり生い立ちを嘆くフェーズはとうに過ぎた。
過ぎて今思うのは、単純にもう今の私には合わない人たちだということ。

最近は甥っ子姪っ子の写真と日記が連日送られてくる家族ラインにも辟易していた。
可愛いけど今それどころじゃないんだよなーと思ってスルーしていたら個人宛で追撃されるし、
育児ハイなのかなと大目に見て対応していたが、こっちの事情とか何も気にしないんだなと思ったらわたしも気にする必要無いじゃんと思ってそっと退会しました。

とにかく今わたしは本当に疲れていて、それどころじゃない。それどころじゃないんだよ。

他の人は勝手に幸せに生きていてくれたらいい、でもその幸せへの共感を強要しないで。
相手にも相手の都合がある、家族でもそのラインは越えてこないで。

最近は職場でもNOをハッキリ言うようにしている。
冷たくなったと思われているかもしれないけど、今までが他人の顔色を伺いすぎだった気がしてる。
家族だろうと友人だろうとパートナーだろうと、越えるべきじゃない線がお互いにあっていい。
その線を理解してくれない人とは距離を置いていい。
それを自分に許してあげることにした。

そういう意味では元夫のドライさには結構救われていたかもしれない。
お互いに個でいすぎて家族にはなれなかったんだけども。

わたしは本来きっと優しくもないし、良い人でもないんだろう。
自己認識をまたひとつ改めた。
自分を大切に思ってくれる人を大切にできたらそれで良いなと思う。

それでは、おやすみなさい。