わずか半年で美容師をやめた私が、アイリストでは”夢中”なわけ
美容師をたった半年で辞め、アイリストへ転身した理由
──大島さんがアイリストになったきっかけを教えてください。
わたしの場合、少し特殊かもしれません。実は専門学校を卒業後、美容師になりました。
ただ、わたしにはどうしても合わず、わずか半年で辞めてしまったのです……。
言葉を選ばずに言うと、カットをしていても楽しめませんでした。また、言わずもがな立ち仕事だったので「長く続けるのはしんどそうだな……」と見切りをつけたのです。
そこから思い切って、アイリストへ転身しました。
──アイリストへの道を選んだ理由は何でしたか?
化粧をしているとき、常日頃、まつげの可能性ってすごいな、と思っていました。
ビューラーで角度をあげただけでも、印象がかなり変わりますよね。マツエクをした際、たった1本まつ毛を増やしただけでも、目元がパッと明るくなります。
アイリストという職業を知り、自分の好きなことで仕事ができることを想像したときに──とてもワクワクしました。
そこから、アイリストになることを決心しました。
アイリストはわたしの天職
──アイリストの仕事はいかがですか?
とてもたのしいです。
幼い頃から創作活動がだいすきで、黙々と細かい作業をするのが至福でした。レゴやビーズで遊んでいたときは、寝食を忘れることも(笑)。
あの頃のワクワク感や高揚感を、大人になっても味わっている感覚がありますね。
また、わたしの施術でお客さまの印象がガラッと変わった瞬間や、「こんなに変わるんですね!」と喜んでもらったときには、この上ない喜びがあります。
美容師はたった半年で辞めてしまいましたが、幸いアイリストは長く続けており、気がつけば9年目に突入。
アイリストは、きっとわたしにとっての”天職”なのでしょう。
2度の閉店から”独立”を意識
──フリーランスアイリストになった理由を教えてください。
昨今の社会情勢により、閉店になってしまって。あらたな拠点を探さなければいけない状況でした。
これまで、3店舗にお世話になっています。幸い、環境や人には恵まれ、未熟なわたしに惜しみなく技術や接客の「いろは」を、惜しみなく教えていただけました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ……経営困難により2度の閉店に迫られています。この経験から「独立」を意識せざるを得ませんでした。
もともと、独立したい気持ちはありませんでした。ただ、時代や環境に左右されずに働くには「自力でやっていくしかない」ということに気づいて。
腹を括って、独立の準備を少しずつはじめました。
──独立に対する不安はありませんでしたか?
かなり不安でした。
ただ現状を変えたい一心だったので、「まずは挑戦してみよう。もし失敗したらその時にまた、考え直そう」という気持ちで行動していきました。
──どのように行動してきましたか?
一旦冷静になって、自分が不安を抱えている点を洗い出しました。やっぱりネックとなっていたのは「金額」。そこから、
と課題・疑問を、一つひとつ潰していきましたね。
またありがたいことに、お客さまに独立の旨を伝えたところ「いいじゃないですか!大島さんについていきます!」と背中を押してくださり、自信に繋がりました。
困った時に人に相談し、客観的な意見をいただくのも、とても助けになりましたね。
アイリストと妻を両立させ、無理なくたのしく過ごしたい
──サロンビレッジを選んだ決め手を教えてください。
「個室専有」だったのが一番の決め手でした。
独立にあたり、たくさんのシェアサロンに足を運んでいます。
半個室のサロンはたくさん存在しますが、意外にも”個室”ってめずらしい。同時に、サロンビレッジの世界観にも惹かれ、即決でした。
しかしながら、はじめは懸念点もありました。
アイリストの施術部屋は、基本的に”無音”です。「多少の雑音があるなかでも、お客さまは満足してくれるのだろうか?」と心配だったのです。
ただ、実際に施術をしてみると、いびきをかいて寝てくださるお客さまがいたくらいです(笑)。「無音よりもかなりリラックスできました」との声も届いています。
これはお世辞ではなく、サロンビレッジの不満が全然見当たらないのです(笑)。
痒いところに手が届く空間・サービスなので、施術に全うできる点も助かっています。
──そう言っていただけて嬉しいです……!では最後に、大島さんの夢を教えてください。
これといって大きな夢はないのですが──。だいすきな”アイリスト”という仕事を、末長く続けていきたいです。
最近、結婚をしました。いつか、子供を授かりたいと思っています。
フリーランスのいいところは、何もかも自分で決められること。
仕事もプライベートも充実できるように、メリハリのある働き方を確立し、長くたのしく続けていきたいです。
また、もし実現できるのであれば、”プライベートサロン”をお家で構えてみたいですね。最近はぼんやりと、そんなことを考えています。
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取材・文/ヌイ(@nui_nounai)
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