【ライターが必要な理由】言いたいことと伝えるスキル
こんにちは!コンテンツディレクターのたかお みきよ です!
ここ最近、オウンドメディアの立ち上げやはじめてコンテンツ制作を始める企業様からご相談をいただく機会が増えてきました。
これもきっと、コロナ禍でオフライン営業が難しくなったがゆえの時代の流れなのでしょうか……
キャリアとしては嬉しいことですが、人としては複雑な部分です。
とはいえ、今、たしかにコンテンツマーケティングの需要は高まっていると思います。
そして、それと並行して需要が高まっているのが、「ライター」。
しかし、ライター=文章が書ける人 という認識は改めていきたいところです。
そこで今回は、「WEBで読まれる文章が書けるライター」の必要性について、語らせてください。
知識を持っている人 ✖ 読まれる文章を作れる人
とある企業さんのお悩み
「知識を持っている方に記事を書いてもらうと、どうしても固い文章になる」
これ、本当にあるあるなんです。
実際に私も、知識や資格を持った方にライティングをお願いする機会は多々あります。例えば、医師の方。
お医者さんは、日ごろから医学の発展のために論文を書く機会もあります。そのため、文章を書くのがとてもお上手です。
ただし、その論文の多くは、同じく医学の道に身を置く人に対して書かれています。そのため、一般的な消費者、だれが見ても見やすいかというと、正直そうではないのです。
とはいえ、私は知識がない人に書いてもらうよりも、知識と実績をお持ちの方に書いていただくことは大事だと考えています!
そこで、ディレクター(編集者)の出番。
知識がしっかり詰まった記事を、活かすも殺すも編集者の腕の見せ所となるわけです!
また書いていただく医師の方に、ライティングHOWTOをお伝えすることもあります。一見失礼にも感じますが、「よくわかる論文」が書けるスキルと、「誰でも読みやすい記事」を書けるスキルは全くの別物。
なので私は、WEBライティングの実績を増やしたい専門家ライターさんには、ライティングHOWTOをお伝えしています。
一方、「別にライターになりたいわけではなく、専門家として記事を書きたい」という方の場合、次のような策をとることも。
・知識を持つ専門家さんが書いた原稿を、編集者が整える
・知識を持つ専門家さんが書いた原稿を、WEBライターがリライトする
こうすることで、伝えるべき豊富な情報を価値のある記事に乗せることができるのです。
「ライター=伝える人」でなくてもいい
ここまででお伝えしたように、コンテンツ制作はライターだけで行わなくてもいいと私は思っています。
・知識を伝える人
・読みやすい文章を書く人
それぞれの役割を全うして、最高のコンテンツが完成するのではないでしょうか。
近年では、ライターを低価格で採用して、コンテンツ制作を行っている企業さんも多く見かけます。しかし、厳しいことをいうならば、それはお金と時間の無駄です。
・企業さんが伝えたいテーマに特化した人
・WEBライティングのスキルを持ったライター
・ニーズにあった企画や進行ができる編集者やディレクター
これをしっかりと見極め、「読まれる記事が書ける制作チーム」を採用することが、コンテンツマーケティング成功の道なのではないでしょうか。
やや偉そうな言い方になってしまいましたが、この成功への計算式を知っているかたこそ、私はたった一人でどんな案件でもベストを尽くせるとは思っていません。
私が持っていない知識、ライティング観点で支えていただいてこそ、ベストな制作体制で取り組めると思っています。
だからこそ、ライター採用を考えている企業様にお伝えしたいのは、「唯一無二の最強制作チーム作りを目指してください」ということです!
ちなみに、私のお客様にいたっては、その最強チームに必ずしも私が入るとは限らないと思っています!企業様の判断で、「これは最強!」と妥協のない体制が整えば、私は大大大満足です!
これを言うと、きれいごとだとか、偽善者だとか思われると思うんですが、私は私が関わらないところであっても、「無駄なコンテンツマーケティングが起こらないこと」を望んでいます。
どうか皆様も、伝えたいことをしっかりと伝えられる制作チームを作ってください!!