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「イナズマ勉強法」と共に駆け抜けた1年 ~行政書士試験への挑戦~

今年、私は行政書士試験合格を目指し、教材に20万円、勉強時間に500時間以上を費やしました。暗記が苦手な私が、重要な法律用語や行政法の論点を克服するために取り組んだ1年の挑戦を振り返ります。

挑戦の始まり

すべては1月6日、近所のBOOK・OFFで「合格革命2022 肢別過去問集」を手に取った瞬間から始まりました。法律用語が初めての私にとって、その内容はまるで暗号のようでした。理解を深めるために通い詰めたのは図書館。岩波書店の辞典や専門書を引き、少しずつ法律の言葉に慣れ、手探りで前に進みました。

2月中旬には、「合格革命2024版」シリーズ一式を揃え、さらにゆーき大学の「神ノート」を購入。ここから始まったのが、私を大きく成長させた「イナズマ勉強法」でした。

「イナズマ勉強法」とは

この勉強法は、先生の講義を聞き、神ノートを使って復習し、過去問に取り組むというものです。範囲ごとにこれを繰り返し、「分かったつもり」を徹底的に排除しました。
• 朝:目が覚めた瞬間から職場に向かうまで、イナズマ開始。
• 昼:昼食を取りながら、イナズマ。昼休憩終了まで無駄にせず。
• 夜:帰宅後はお風呂、ご飯、洗濯を最速で済ませ、最低1時間はイナズマをやると決めていました。
• 終わりに:1日の締めくくりはお酒を一杯、心を落ち着けて眠りにつく。

この生活を11月の試験当日まで、1日も欠かさずに続けました。

苦手の克服

特に苦戦したのは、取消訴訟、執行停止、義務付け訴訟の要件の違い、行政行為の種類と定義です。これらを覚えるために、何度もノートに書き出し、壁に貼って目に入るたびに復唱しました。単なる暗記ではなく、意味を理解することで知識を定着させたのです。

試験当日までの心境

勉強の進捗に不安を抱える日もありましたが、振り返れば、常に前に進む自分がいました。結果はまだ分かりませんが、この1年を通じて得たのは試験の合否を超えた「自分を信じる力」だったと思います。

読者へのメッセージ

私はこの1年間、法律の門外漢だった自分がここまで成長できるのか、何度も自問しました。その答えは、日々の積み重ねにありました。誰でも初めて挑戦することは怖いものです。しかし、最初の一歩を踏み出し、小さな成功を繰り返していけば、必ず道は開けます。

私の体験が、皆さんが挑戦を始める一歩の後押しになれば嬉しいです。

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