「立つ」を実現するための分割トレーニング!その2
「立つ」を実現するための分割トレーニング!の第1回目は、下肢に注目したスクワット動作やそれを行うためのTG(ティージー)というオリジナルマシンについて書かせていただきました。
今回は、「立つ」、「立ち上がる」お尻や背中のあたりにフォーカスを当てたバックエクステンション(背筋)マシンを紹介します。
↑動画の後半にバックエクステンションマシンについて紹介してます!
脊髄を損傷し、身体に麻痺が残ってしまった方が、再び「立つ」、「歩く」ことは非常に困難であり、並大抵の努力では実現することは難しいと言われています。
麻痺のある部分は、自力では動かせない・動かしにくい、さらに動いているのか/疲労しているのか/使っているのかわからない・わかりにくいといった感覚的な麻痺もあり自力でトレーニングするのは非常に困難です。
しかし、そのような方々だからこそ「立つ」ために非常に大切な"抗重力筋"(こうじゅうりょくきん)をトレーニングする必要があると考えます。
【写真】の赤い矢印のあたりに"抗重力筋"が配置されています。
特に、身体の背面に多くの抗重力筋が位置しているのがみえると思います。
身体の背面をトレーニングするのに最適なのがこのバックエクステンションマシンです。
J-Workoutでは、正しいフォームでトレーニングが行えるようトレーナーが複数名サポートに入りバックエクステンションの動作を繰り返し行います。人によってできる範囲が異なりますので、その方に合わせた、適度な加減で、必要なサポートを行い、いろいろなアレンジをしながらバックエクステンションの動きを実現しています。
トレーニングで大切なのは、
ご本人に、麻痺部を最大限に動かそうしてもらうこと。
動かせない範囲は、トレーナーの最小限のサポートで動きを引き出し正しいフォームで適切な量を繰り返し行うことです。
この繰り返しが、「立つ」へつながる一歩になります。
J-Workoutでは、脊髄損傷の方へのトレーニングの無料体験プログラムを実施しています。
その方のお身体の状態にもよりますが、身体の状態をチェックした上で、立ったり、歩いたり、実際どんなトレーニングをしているのか体験することができます。
体験でバックエクステンションマシンが使えるかは、要相談ですが、ぜひご興味のある方はお問い合わせください!
他にも日常生活でのお悩みなども約500名の脊髄損傷の方々と携わっている歴10年以上のトレーナーがお答えいたします♪