セールスコピーで一番大事なのがターゲットと訴求をどうやって見つけるか?
セールスコピーが効力を発揮するためには、「ターゲットを絞り込む」事が重要です。
いやいや、幅広く万人に宣伝したほうが少しでも多く売れるだろう、と思われるかもしれませんが、それにはこんなデメリットがあります
1. 広告費の無駄
2. 強力なライバルと戦うのは大変
3. 専門性が薄まってしまう
では、ターゲットを絞る理由とそのポイントとは?
ターゲットを絞る理由
ターゲットを絞る大きな理由は、ある理由で悩んでいる人に、確実に広告を見てもらうようにアプローチして、購入に至らせるためなのです。
あなたは、広告をすべて見ますか?
ほとんどの場合、広告だとわかるとWEB上のバナーならクリックしませんし、新聞折り込みやダイレクトメールなら捨ててしまうでしょう。
しかし、あなたの悩みを解決してくれそうな情報だったらどうでしょう。
すぐに目に止まって、見てみようと思いませんか?
私は「モートン病」という、少し聞き慣れない足の病気にかかったことがあります。
整形外科では、「手術以外での完治は難しい、手術しても悪化する可能性がある」と言われていました。
歩くと、足の甲に釘を刺されたような激痛が走るものですから、本当に辛く、とにかく早く治したいと思っていました。
整体も考えましたが、最高の技術を誇る整体でも、何に対して最高なのかもわかりませんし、医者でも治せないモートン病を治せるという感じが全くしませんでした。
また、「モートン病などの痛みにも・・・」と書いてある整体もありましたが、「などの痛み」と書いてあると専門的に見てもらえる気がしません。
どれだけの日数や費用がかかるのかもわからず、完治するビジョンが見えなかったので、電話もしてみませんでした。
ところが、あるネット広告で
「モートン病を平均2.5回で改善」(出典:さいたまフットケア整体院)
という宣伝広告を見たのです。
もう、即、予約ボタンをクリックしましたね。
行ってみてわかったのですが、そこは、「モートン病」という聞き慣れない病気を専門的に治している整体ではありませんでした。
モートン病も、腰痛も、スポーツ肘も治します。
しかし、モートン病という特殊な病気を抱える人専用のWEBページを作っていること、2.5回で改善というビジョンへのインパクトは大きかったです。
現在はすっかり治りましたが、治ったのはその整体の治療を終えて半年後くらいのことでしたので、何が功を奏したのかはわかりません。
【ターゲットを絞る時のポイント】
1.専門性を高め、まさに自分ための商品だと思わせることが大切
例)歩けないほどの腰痛の方へ
就活中の大学3年生の方へ
東大を目指している高1の方へ
30代、そろそろ始める?アンチエイジング
など、できるだけターゲットを絞ることが大切です。
2.ターゲットに十分な母数があるかどうかを確かめる
ターゲットを絞り込みすぎて、母数が少なすぎるとビジネスになりませんから、母数を想定することが大切です。
就活生向けの広告をFacebookに出す場合は、Facebookを利用している大学3年生がどのくらいいるのかを可能な範囲で調べます。
母数がとても少なそうな場合は、複数の媒体や複数のターゲット向けに宣伝する事も考えられます。
3.広告が可能なターゲットを選ぶ
もし、ターゲットが大学生であるのに、新聞折り込み広告で宣伝してはほとんど見てもらえないでしょう。
ターゲットがその広告媒体を使っているかどうかも重要なポイントです。
<続く>
究極の自社宣伝のバイブル
「売れた!たった数行のキャッチコピーの力!」より抜粋
電子書籍PDF版 ¥1980
<詳細WEBサイト>
https://atirail.jp/salescopy/
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