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一人でできることが増えたお話

こんにちは、こんばんは。knot.です。新しいパソコンケース、スマホケース、iPadケースを購入し、残りのキャンパスライフを充実させようと形から入りました。どのアイテムもお気に入りなのですが、スマホは買い替えて1年半、パソコンは使い始めて3年、iPadは6年使っています。iPadの寿命は調べたところ2年から3年とのことなので、結構長持ちしてるなあと感動している今日この頃。さて、今日は、強がりを続けた結果、かわいげのない人になってしまったという結構どうでもいいお話をお伝えしようと思います。(誰かに聞いて欲しいだけ)


一人でできること

その1 虫退治

田舎に住んでいることもあり、虫の対処は自信があります。Gの対処も普通にできます。住み着いてメリットのある種類の蜘蛛とは同居できますし、(害のある虫を食べてくれる蜘蛛がいるんです。)ムカデやハチもそれなりに対処できます。高校時代、よくわからない虫が教室を飛び回り、ちょっと騒ぎになったことがあったのですが、その時もティッシュ一枚で虫を捕まえ、窓から放してやりました。決して虫が好きなわけではありません。むしろ嫌です。さすがに大勢の前で〇すことはできませんでしたが、普段の私ならやってます。

その2 ペットボトルのキャップやビンのふたを開ける

私、握力めちゃめちゃないんです。ほんとにないんです。驚くほどないんです。がんばって20キロいくかどうか。やばいですよね。運動神経は悪くないと思うのですが、高校までの体力テスト、握力だけ逆の意味でずば抜けてました。でも、ペットボトルのキャップやビンのふたは自力で開けます。頑張って開けます。握力はもしかしたら関係ないのかもしれませんが、私、結構な確率でペットボトルのキャップもビンのふたも開かないんですね。でも、人を頼りません。自分で開けます。頑張って開かなかったことは数える程度しかないですし、どうにか小技を使ってでも開けます。

その3 自分で起きる

当たり前かもしれないですし、当たり前にできなきゃいけないことかとも思うのですが、自分で起きれます。実家暮らしですが、親に起こしてもらうことはないです。仮に遅刻しそうになっても自分で責任取りますし、親がいるからと言って親に起こしてもらおうとは思いません。たまには甘えてもいいのでしょうけど。(だめだと思います)

その4 背中のファスナーを自分で上げ下げできる

女性の方ならわかるかと思うのですが、ワンピースって背中にファスナーありますよね。あれ、地味に肩甲骨あたりがつりそうになったりしませんか。私、つりそうになりながら自分で上げ下げできます。切るときも脱ぐ時も誰の手も借りません。自分でファスナーを上げ下げできます。

その5 どんなに荷物が多くても、自分で管理できる

重い荷物で手がふさがっているけど、電話が鳴った。ショッピング終盤で両手に袋がいっぱいだけど、財布が見当たらない。リュック背負ってるけど暑くなってきたから上着脱ぎたい。そういうときに、周りに友人や家族がいても、「ちょっと持ってて。」とか言いません。自分で持ったまま対処します。電話も出るし、財布も見つけるし、上着も脱ぎます。

生活力をつけるため

これらは全部、理由があります。生活力を付けるため。虫を対処できないと虫が出る田舎の家で暮らすことができないから。ペットボトルやビンのふたをどうにか開けるのは、その時自分に必要なものだから。自分で起きるのは自分が起きなきゃいけないと分かっているし、自分が起きるということは自分にしかできないことだから。(なんか哲学チック)背中のファスナー、着替えているところを家族であってもあまり見られたくないから。一人暮らしの人に関しては自分一人で着られないのか不思議。荷物の管理、自分の荷物は自分のもの。自分に責任があるし、人に触れてほしくない。
そしてすべて、生活力につながるもの。ある程度のことが一人でできるようになると、以下のことも一人でできるようになってしまいます。

その6 一人で自分の機嫌を取ることができる

落ち込んだ時、悲しい時、悔しい時、ネイルや映画鑑賞、コーヒーを飲むなどで自分の機嫌を取っています。人に愚痴ったりとか、あんまりしないですね。

その7 一人で外食ができる

私、一人で比較的なんでも食べに行くことができます。おじさんばかりの大衆食堂も、広い席しかないファミレスも、回転寿司も行きますね。店員さんに「何名様ですか?」と聞かれ、人差し指を立てるのにはもう慣れました。普通においしいもの食べるって楽しいし、自分だけの楽しみみたいな特別感ができるのでいい時間を過ごせていると感じます。

その8 一人で泣く

自分の機嫌を自分でとれることと同じかもしれませんが、私は人前ではほとんど泣きません。最近人前で泣いたの、いつだろう。もう分かりません。覚えていません。でも、一人の部屋ではめちゃめちゃ泣いてます。最近はあまり泣いていないのですが、泣くなら自室です。そして、日記を書いて自分を落ち着かせています。

一人でできるってどういうこと?


後半の3つは、生活力とは少し違うような気がします。これらは、必ずしも一人でできたほうがいいことではないのだろうと思うようになったのは、人を頼ることの大切さを知った時から。全ての行動において、私は強がる癖があります。人に弱音は吐かないし、弱いところは見せたくない。そのためにはある程度何でも一人でできるようになり、行動で説得力を持たせることが必要なのではないか。いつからかそんな風に、自分でできることに価値を見出してきたように思います。一人でできないかもしれなくても一人でやってみる。案外できてしまった。そういう経験を重ねるうちに、私にできないことはないのかもしれないと、ある意味過信してしまう。これがキャパオーバーの引き金とも知らずに。自分を壊す第一歩になるとも知らずに。一人でできるって、すごいことです。なんでもやってのけちゃうってかっこいい。なんでもそつなくこなすって、かっこいい。でも、きっと、そういう人はぎりぎりを頑張っていたり、本当は助けてほしいと思っていたりするのではないでしょうか。かっこいいだけじゃない。助けを求められない結果器用になってしまったという場合もあるのかもしれません。少なくとも私はそう。

負けず嫌い×強がり

私はめちゃめちゃ負けず嫌いです。小学生の時、足が速い男子を見て、かっこいいとは思いませんでした。私だって速く走れる!そう思っちゃうタイプでした。(実際それなりに速かった)成績優秀な子を見ては置いていかれないように、あわよくば追い抜けるようにと必死に勉強しました。その結果、何かに長けていたわけではなくても、なんでも平均かそれ以上にこなせる人になっていました。「knot.って、なんでもできるね」と言われることもしばしば。その上強がりでした。辛いことがあっても「大丈夫」と言い続け、大丈夫にしてきました。この負けず嫌いと強がりがかけ合わさったことで、ある程度のことは一人でできる人になったわけです。

かわいくなりたい

ここで問題発生。この、ある程度一人でできるって、あまり困ることがないから人を頼る必要がないことが多いんですね。そして、もし人を頼るべき時が来ても、強がりや負けず嫌いが邪魔をして、やっぱり一人でできちゃったりするんです。人を頼れないので、かわいくないんです。やっぱり、かわいくおねだりすると、「この子かわいい」ってなるじゃないですか。私自身、同性の子に頼られるとかわいいって思いますし、街中のカップルのやり取りを見ていると、「頼ることができる彼女さんってかわいい」って思いますもん。私はこれができないから、私のかわいげってどこにあるんだろうってちょっと悩ましい。かわいい人だと思ってもらえるように、思い切って頼る経験をこれから重ねていこうと思います。一人じゃ無理な時ってありますからね。

でも

でも、たまに思います。あんまり頼られすぎると、「それは一人でできるでしょ。」って。おそらく、一人で虫退治ができたとしても、ペットボトルやビンのふたを開けられるとしても、自力で起きられるとしても、背中のファスナーを上げ下げできるとしても、両手がふさがった状態で電話の対応ができるとしても、かわいいを体得している子は人を頼るんです。自分にできることでも人を頼るんです。そういう人も見てきました。うらやましいですね。まあたまには、そういうできないフリをしてみてもいいのでしょうね。

さいごに

え、一人でできることについて語っただけで3000字を超えた?どれだけ分析してるんだよって分析魔な自分に飽き飽きしていますが、とにかく、一人で頑張りすぎないこと、かわいくおねだりできるようになることを目標に、これからの人生を歩んでいこうと思います。みなさんも、がんばりすぎないで。その結果自分を責めすぎないで。かわいくいきましょ。



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