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ライフプランは,ロングタームマネープランではないんだな

はじめて2日連続で書こうとしている。
昨日の記事はなんでもない内容なんだけど,自分の中ではけっこうよかったんだよね。
キタナイたとえで申し訳ないけれど,アイデアを形にして誰かしらの目に留まる可能性のあるところへ出す,という行為について,便秘ぎみだったから。
内容ではなく,そのモードで動けたということがうれしいんだね。

さて,今日は何について書こうか。
最近思っていることを素直に書けばいいんだな。きっと。

ここのところ,ずっとライフプランについて考えている。
要するにこれは,将来にわたって金銭的な意味でだいじょうぶなのか?という問いに答えるための長期的なシミュレーションだ。
我が家の家計をもとに,収入と支出を書き出し,将来必要になるであろうライフイベントを書き込んでいく。
子どもたちの教育費は足りるのか?老後資金は持つのか?家は買ってもいいのか?転職や業績悪化等により給料ダウンの憂き目に遭ったら,どうなるのか?

まぁ,結論で言ってしまえば,ある程度なんとかなりそう。

でも,こうやってマネーについて考えているようで,これは自分の人生について考えることなんだなとあらためて思う。
ライフプランという名前はよくできている。
ロングタームマネープラン,ではないんだね。


僕は20代という時期を,若さとエネルギーと野心によって自己投資に費やした。資本形成的な視点からはそういうふうにいえると思う。
そうなれる可能性は決して高くないけど,魅力があってみんなが目指すところを,自分も目指していた。
でも,それは叶わなかった。
僕には回り道が必要だった。

サッカーで喩えると,当時の僕は,ユースには入れなかったので高校サッカーでプロを目指していた,という感じだ。
青森山田よろしく,雪国で環境も万全ではないけれど,でもこの雪かきの経験もいつか花開く時が来るはずだと信じて,泥臭く。そのうえで,もちろんボールを扱う技術を磨き,仲間と競争したり協力したりしながら,大会にも出た。
だけど,ついにスカウトから声がかかることはなかった。

それでも夢は諦めきれなかった。
まだやれる,と思っていた。

だから,トライアウトを受けて,合格した。
地方のJFLクラブが拾ってくれたような感じだ。
社会人カテゴリーの最高峰。でも,ギリギリプロじゃない。それでも,そこからプロに通じる道も残っていた。そんなところ。

そして,JFLで努力を続け,試合に出続ける中で,やっとのことプロからお声がかかって,20代の最後にJ3に入れた,という感じなんだな。

いま僕はJ3を戦って3年目に入ったところだ。


このストーリーからすれば,次はJ2やJ1,もしかしたら海外リーグ挑戦も視野に入れて,どんどんのし上がっていくことが,次の展開としては王道なのかもしれない。
なんだけど,話はここからなんだね。


プロとしては遅咲きの自分が,果たしてそんなふうにトップオブトップを目指していけるのだろうか?
というよりそもそも,そんなトップレベルの戦いを,僕は本当に望んでいるのだろうか?
仮にまたそんな野心を燃やしていくとして,30代になって家庭を持ったいまの自分にとって,そのリスクテイクは可能なことなのか?

こういうことが頭の片隅にずっとあって。
このモヤモヤを払拭したくて,金銭という側面からこの問題を眺めてみようと思った。
そういう流れでライフプランを計画することがいまの僕にとって重要だったんだと気づく。
だから,ライフプランは単なるマネープランではなく,文字通り人生の計画を立てる行為なんだな。

さて,今日の話はキタナイ導入から始まったんだった。
こういう話って,なんとも言いにくい話だよね。日常会話の中では。
だから便秘になっちゃうわけだ。
でもこれで,ちょっとすっきりしたかな。


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