Knot
「女性(キミ)と男性(オレ)」シリーズの目的は以下の通りです。 ・自分が男性として、いかに女性に対して暴力的である/あったか 過去のエピソードとともに振り返ること。 ・自分の男性性と女性に対する暴力性、 自らに染みついている無意識の偏見や(女性)差別を言語化すること。 ・それらに決して妥協することなく、 より具体的に「非暴力」への歩みを進めていくこと。 筆者以外にも、自分の男性性や暴力性、加害性に悩み、 それらと向き合いたい、なんとかしたいと思っている方が、 自ら考え取り組むきっかけや助けになることができればなお嬉しい。 感想やご意見なども歓迎します。
振り返り③ 「性」欲(1)~女性(キミ)から幸せをもらう男性(オレ) 自分のなかにある「女性に対する暴力」について向き合い 文章にすることを始めました。 自分のための覚え書きのようなものでもあり 同じようなことを考える男性のためにもなるかなと。 今回はその3回目。 自分のなかのドロドロとした 女性に対する「性」欲について、その1。 内容的に下ネタではありませんので そういう意味ではご安心ください。 手を繋ぎたい。キスをしたい。 女の子と…… 好きなあの子と…… い
振り返り② 歪んだ庇護~女性(キミ)を救いに来た男性(オレ) 前回の記事から 私が「女性」に対してもっている「あたりまえ」の感覚から 自分のなかにある「女性に対する暴力」について向き合い 文章にすることを始めました。 今回はその2回目。 前回、男性(オレ)はヒーロー 女性(キミ)はヒロインというイメージについて書きましたが 今回もその続きです。 女性(キミ)は弱い存在 「女性」に対して 守ってあげなければいけない弱い存在 というイメージがあります。 そのイメージが
はじめまして。Knot(のっと)といいます。 私は、「女性」に対する自分の暴力性に気づいた シスヘテロ「男性」のひとりです。 私は長い間、自分が「男性」であるということを それほど強く意識することなく生きてきました。 「男性」同士の間でのマッチョなコミュニケーションや 「モテ」という話題ともあまり縁がなく 俺は俺、僕は僕、私は私という感じで 要は苦労したり思い悩んだりすることなく あたりまえのように「男性」をやってきたのです。 恋愛は何度かありました。 出会った方たちは
はじめに振り返り① ヒロイン~女性(キミ)にケアされる男性(オレ) 自分のなかの女性差別、女性に対する暴力性に向き合うために 自分が女性をどのような存在として見ているのか どのようなイメージをもって見てきたのか 幼いころからの記憶と感覚を振り返ってみようと思う。 女の子の笑顔 いつからだろうか。 気づいた時にはその笑顔にやられていた。 目があって、微笑みかけられる ただそれだけでだめなのだ。 「一目惚れ」 よく言うそれなのだが 幼いころから本当に一瞬にして 私は恋に