諦念そして人間愛

私は他人(ひと)のことを現象だと思っている
他人に心があるなんてあんまり想像できない
し、してない
でも、現象を人間扱いすることはできる
私のこの気持ちを、私と同じように感じることなんてできないくせに、
「分かるよ」
とか、
「辛いね」
とか、言わないで欲しい
私を人間だと思わないで欲しい
言葉です
声です
文字です
体です

本当に思ってなかったとしても
相手が求めているであろう言葉や、
かけた方がいい言葉を伝えること
真意が伝わってるかどうかは置いといて
そうすることしかできないことをすること
それが本当に優しいことだと思う
繋がり合うなんて諦めてくれ、無理なんだ
でも別にそれは、絶望なんかじゃないでしょう

人間だと見られることが怖いだけです
特に先生、
生徒という現象で見てくる先生には、何を言われても怖くない
叱りをやってるだけ
指導をやってるだけ
でも、稀に、良い先生がいて
私の心情の変化や、成長を見抜いてくる
怖い
怖いから、心を閉じる
叱られると口角を無理やり真っ直ぐに伸ばして
褒められると口角を無理やり下げる

自意識を見透かされていることが怖い
行動原理を読まれるのが怖い
無色透明になりたいのに、全部バレてる
隠そうとした二重構造の心も簡単に読み解ける
嘘しかついてない
自分を剥き出しにして生きていけないから
ぜんぶ嘘です

めちゃくちゃ阿呆になって、
阿呆に見られてる時だけ、本当です
素直で分かりやすくて、子どもです

均衡が取れなくなって
1人で発狂する

私のこと、誤解してヘイトして嘲笑ってくれ
そしたら、ガツンと一発殴ってやるから
そして、貴きただ一人の人として生きていけるから

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