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25. TOEIC Speaking & Writing公開テスト 受検記(2023年11月5日)

 10月から11月にかけて英語関連の検定試験が続きました。
 今後のため、試験を改めて受けた時に円滑に試験に臨めるよう、受検記を書いておりましたが、本日もTOEIC Speaking & Writingnの試験を受検しましたので、軽ぅく様子を記しておきたいと思います。
 自分のための備忘録としてはもちろんですが、受けたことがなく、今後受検する予定がある方の目に留まれば幸いです。


1.集合時間

 TOEIC L&Rの集合時間は、9:25~9:55ですが、TOEIC S&Wの集合時間は10:30~10:45分と遅めです。
 これは、直前までSpeakingのみの試験が行われているためのようです。
 前回の受検記でも述べましたが、この試験は受付順に試験が開始されるので、周囲に他の受験生の方の声が気になる方は調整が必要です。
 いつも遅めに会場に到着していましたが、今日は早めに行ってみようと思い、10:30ちょうどに会場に到着してみました。
 すると、受験番号は21番。時間前から受付が始まっている模様でした。
 早く受けて早く解放されたい方はご留意ください。

2.受付

 入り口で係員の方に氏名を告げ、試験の要領などが挟まれたボードを手渡されます。
 その後、身分証の提示と写真撮影を行うための手続きまで順番を待ちます。
 待ち時間の間、先ほど渡された試験の受験要領に目を通します。
 ないようを理解すると、用紙末尾に署名します。
 なお、この用紙裏面は試験中にメモ用紙として使用できます。
 この時、身分証明証を手に握りしめておくと、円滑に受付を済ませることができます。
 受験番号が呼ばれると、受検受付カウンターで真っ先に身分証を提示し、人物の一致を確認された後、パソコン前にある小さなカメラでスコアレポート用の写真を撮影します。
 その後、腕時計を含めた一切の私物を手持ちのカバンに収めるよう指示されます。
 ポケットの中に一切のものを収めることが許されません。
 チェックされることはありませんが、試験の信用確保のため、ポケットの中身を根こそぎ出します。
 ポケットをひっくり返すさまはまるで警察官による職務質問を受けた時ののようです。 

3.試験開始

 試験会場にはおよそ30台強のPCが整然と並べられた部屋です。
 試験会場内に入り、受験番号と同じ番号の付いたパソコンに座ると、自分のペースで試験を始めることができます。
 試験が始まり、何かトラブルがあれば、手を挙げるか、手元にある呼び出しボタンを押します。
 試験は、まず、Speakingからです。
 試験前にマイク付きヘッドセットを頭からかぶります。
 音量の確認、録音状況の確認を済ませたのち、直ちに試験開始です。

 が。

 ここで、コンタクトレンズがずれる想定外の出来事が!!

 躊躇せず、卓上のボタンを押します。
 けど、誰も来ません。
 30秒待ちました。
 来ません。
 もう一度押しました。
 やっと来てくれました。ありがとう。
 コンタクトずれたと申告した後、部屋から飛び出し、2つあるトイレのうち、最も手前にあるトイレに飛び込みました。
 手を洗ってから気がつきました。
 このトイレには鏡がない。
 試しにもう一つのトイレのドアを開け、覗き込んでみました。
 やはりない。
 どうしよう。
 うろたえる自分。
 その様子に気がついた係員の方が、鏡のある場所を教えていただきました。
 ありがとうございます。
 瞼の裏深くにもぐりこんだコンタクトレンズを引っ張り出し、再度目に装着し、戦場復帰です。
 
 そんなイレギュラーにもめげず、試験を開始しました。
 すでに私の四方八方から、英語の音が生じており、英語に囲まれていました。
 Speakingの終盤は、私の声しか部屋に響いておらず、ちょとやりにくかったです。
 仕方ありません。
 恥を忍んで、っぽい英語の発音に努めました。

 続いてWritingです。
 苦手意識のあったEmail問題では、事前に覚えておいたテンプレートを活用して、英文を編み出していきます。
 最後の関門、30分で300文字の問題。
 今日の問題は、なかなか書きにくかったです。
 創造性のある従業員と経験ある上司(指導者)のどちらが影響力あるか、という問題でしたが、300文字行かず、タイムアップでした。
 私がWriting中、一番最初に受付を済ませた方が退室されました。私の受験終了時刻から逆算すると、その差、約20分。
 コンタクト修正のロスタイムを考慮しても、リアル受付開始時刻はだいぶ早かったようです。

4.受検後の感想

 合計2時間に満たない試験時間でした。
 今回は最後の問題で指定文字数にたっしなかったので、やらかした感満々で会場を後にしました。
 
 スコアによるメリットは、全国通訳案内士の一次試験(英語)の免除が得られます。(Speaking 160点もしくはWrinting 170点のいずれか)
 また、この点数を獲得し、TOEIC L&R 800点以上(Listening 375点以上かつReading 425点)ならTOEIC AWARDの受賞対象にも該当します。
 TOEIC S&Wは、主にスピーキング力向上を狙って受検していました。
 TOEIC AWARDも受賞できたらいいなぁと思っています。
 今はWritingが基準に達していないため、続けて受検していましたが、TOEIC S&Wはいったんお休みとします。
 パソコンの前に座り、一人英語を話したり、キーボードで制限時間内に英文をタイプする経験は貴重でした。
 これまで2回受検したことがありますが、事前対策なしでも、受験回数を重ねるほどスコアは上がっています。
 試験慣れはスコアアップにとって重要です。
 特に、Wrintingは、キーボードの配置が自分が使用するものと異なっていると、違和感を強く感じるので、注意を要します。
 参考にしてください。

 TOEIC S&Wは英語力の向上に非常に有効な試験です。
 受験地がかなり限られるので、受検を強く進めるのに躊躇しますが、英語の理解を深める良い機会となること請け合いです。

 最後までお読みいただきありがとうございました

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