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48. 「フリーランス」「起業」のための本3冊

0. はじめに


 ここ数年、フリーランス、個人事業主、起業などセカンドキャリアについて思いを巡らせています。

 将来のことを考え、これらのタイトルのついた書籍を読み漁っているのですが、おおよそ、

 事業計画書の重要性
 青色申告は非常に有利
 経費で落とせるもの落とせないもの
 法人成りの分水嶺

など最大公約数的な記述・構成は見えてまいりました。

 本日は、その中でも、最近読んだ本の中で印象的だった本を記します。

 備忘録代わりに記しますので、ここにアクセスされた方はお気軽に読んでみてください。

1. 天田幸宏『個人事業主1年目の教科書』

 2021年に出版された本です。

 今でも書店の本棚で多く見られます。

 著者自身の経験を踏まえ、個人事業主として必要な教訓を多く記してくださっています。

 私が最も印象的だったのは

 「納税思考」でいく
 企業を存続させるために必要

という記述です。

 節税に気を取られ過ぎる経営は足かせをつけられたようで授業拡大に躊躇しそうですが、「ガンガン稼いで、ドンドン納税すべし!」と言われているようで、迷いを断ち切ることができました。

 そのほか、自己のブランディングなど、微に入り細に入り、非常に参考になる助言が多く詰まった書です。

 何度も読み返した良書です。

 大変参考になりました。

2. 山田竜也山田竜也『フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法』

 2018年に出版された本です。

 多少、時間は経過していますが、内容は非常に親切です。
 
 この本も、ご自身の経験をもとに、個人事業主として、うまく収入を増やしていくためのヒントが多く記載されています。

 独立直後、著者ご自身が心のバランスを崩されたようで、業務上の不安を防ぐための助言が本当に親切で、身に沁みました。

 中でも、

 フリーランスは、ニーズのある能力を身につけるべく、仕事をしながら勉強していく必要がある。
 新しいスキルを身につけられる機会はお金に換えられない。

など、印象的な助言が多く、文字通り、金言が多く含まれていました。

 読み終わった後、「買って良かった!」と思えた本です。 

3. 前薗浩也『独立開業を目指す人のためのスモールビジネス成功読本』

 2023年に出版された本です。

 この本は、起業分野を市場が小さい分野に絞り、成功するビジネスモデルについて詳しく述べられています。

  背伸びせず、等身大の自分で起業に取り組めそうな気がして、前向きな気分になれました。

 明らかに類似の分野の書籍と一線を画す素晴らしい着眼点だと思いました。

 特に、

 起業家本人のやる気がビジネスの推進力だ。

という記述は、起業を技術的な観点から見つめようとしていた自分の姿勢に改善を求めらている気がして、目が覚めた気分になりました。

4. まとめ

 今まで四段本は上記3冊にとどまりません。

 ここに紹介した書籍以外にも参考になる本は多くありました。

 しかし、ここに挙げた3冊は著者自身の経験に基づいて助言が他の書と比べて差別化されていて、購入して良かったと声に出して言いたいほど、参考になった本でした。

 これから出版される同分野の書籍にも引き続き注目していきたいと思います。