20. ABEMA Prime「英検不要論」を視聴して考えたこと
先日、ABEMAの討論番組「ABEMA Prime」で放映された英検不要論についての動画を視聴しました。
森田鉄也先生がご自身のチャンネルで感想を述べておられます。
私が上手く言語化できなかったモヤモヤとした感情をうまく表現しておられました。スッキリしました。
ABEMA Prime パネリストの意見には、英検をよく理解できていないのではないかと感じるものがありました。
私自身は、高校生のころ、初めて英検を受検しました。
大学でも英検合格を目標に英語学習に励みましたし、今も自分の英語学習が語彙力増強・読解力と聴解力向上・スピーキング能力向上実現のために適正な方法で行われているか、測定する機会として、健康診断のような感覚で英検に挑戦し続けています。
TOEICも実力測定のために受検していますが、面接試験を対人で実施する当たり、英検の魅力を強く感じます。
緊張に打ち勝つだけの準備をする過程で英語の力が養われていく気がしています。
とかく英語はしゃべれるか否かが話題になりますが、スピーキング能力向上は最も難しいのです。
資格試験では容易に測れない能力です。極めて限定的なルールの下で測定されているので、母国語と同等の能力なんて簡単に習得できません。
これは私自身も過去にも記しています。
日本人にとって、英語は「第二外国語」ではなく、「外国語」なのです。
ヨーロッパと異なり、外国語(英語)が身近でない環境では習得は容易ではありません。
IELTSやTOEFLが上質な試験であるとは存じていますが、受験地は都市部に限られますし、受験料が高いので、気軽に受けられるものではありません。
国内で英語学習に励む者として、英検は最も良い資格試験だと思います。先日、英検1級を受検しながらそう考えました。
英検を批判するのは、英検1級を容易に合格できるようになってからだ、と私は考えています。英検1級レベルを簡単だと言えるようなレベルに達するまで、私は英検に挑戦し続けると思います。
とりとめのない文章で失礼しました。