正義の形って?
サムネは『チェンソーマン』112話を読んでなんとなく描いた絵なので本編とそんなに関係ありません。
みなさんは『チェンソーマン』を読んでいますか?
何?アニメ勢?『KICKBACK』しか知らない?
漫画原作を読みなさい。これは命令です。
ジャンプ+アプリならば初回無料で全話読めます。
ですが、まず単行本を買いなさい。これも命令です。
返事は「はい」か「ワン」だけ。「いいえ」なんて言う犬はいらない。
──といった支配的な文言から入ったところで、
この記事は『チェンソーマン』第2部の112話まで読んだ時点での感想を綴る備忘録的な記事です。それ以上でもそれ以下でもないのでご了承。
まあ、こんな記事にたどり着いているということはもう原作を読み漁りすぎて他の人の感想すら見たくなったような人間であると仮定して特に自重せずネタバレの悪魔全開で書くでハロウィン。
銃と正義とチェンソー
第1部が『銃の悪魔』を中心とした物語を展開していたことに対し、
第2部では現状『正義の悪魔』が話の中心となっている。
1部と2部を読んでいる人なら気づいたと思うが、2部の『ユウコ』は1部に登場した『早川アキ』と類似点が多い。
「家族/友情」「自宅の扉」「件の悪魔、魔人」と主人公のメンタルを折るポジションというセルフオマージュとなっているんですね。
最終的にデンノコの悪魔に両者ともやられてしまうところも類似点であるわけだが、
『ユウコ』を殺したのははたしてデンジなのかどうかというところで現れたのが『伊勢海ハルカ』という生徒会長。
デンジがチェンソーマンであることは『支配の悪魔』の鼻や覚醒後の姿などによって証明済みなので犯人はハルカの方ではないか?というのが現状の推察となっているが、デンノコの悪魔が他にいるとは考えづらい。
そのため『伊勢海ハルカ』は
「チェンソーマンを正義そのものの姿として模倣した正義の悪魔」ではないかという推察が立つわけですが、
そうじゃなかったら胸にスターターの飾りを着けたヤバめのファンで終わってしまうので何かしら関連性はあるはず…。
手下の悪魔と上司の悪魔
『委員長』や『ユウコ』が『正義の悪魔』と契約して逆に乗っ取られた際、
自分は初め読んだ時、『悪魔との契約って「体の一部を差し出してその悪魔の力を使えること」じゃなかったっけ?』と思ったのですが、
1部でも『ゾンビの悪魔』と『ヤクザ』が契約した時『ヤクザ』は逆に利用されてましたね。違法取引だとそうなってしまうのだろうか。
でもぶった切られた『ゾンビの悪魔』は最終的に『支配の悪魔』の支配下として復活してました。
そして『正義の悪魔』も倒された際に、それを復活させるようなもっとやべー悪魔のような女がバックにいましたね。
コイツは『飢餓』か『死』か、はたまたそれ以外か……。
セッッッ>>>小銭稼ぎ>>>>>血の悪魔探し
デンジとタツキ、パワーとの約束のこと忘れてない?大丈夫か?
地獄に還った血の悪魔はたしかにパワーであった頃とは別個体となるが、それにしても命の恩人を探しに行くよりモテようとすることを優先するデンジくん。欲望の化身。
まあ地獄に行くには死ぬか『地獄の悪魔』とかいうクソザコナメクジに送ってもらわないといけないので、現状行く方法を思いついてないだけかもしれないが…。
秘密の悪魔
未だにコベニのコの字もない。ファミリー!辞めて風俗勤めになったんだろうか。
爆弾の悪魔
僕たちはあなたを待っているんですが?
2部をここまで読んで
着実に面白くなってきましたね。自分は原作の闇の悪魔後から毎週ジャンプをキメてた民なのですが、アニメもあって毎週『チェンソーマン』があることが生きがいなので嬉しい限りです。
でもこれがまた無くなった時、生きがいをまた失ってしまう。恐ろしい。
ところで、みなさまは先日のアメトーークの『チェンソーマン芸人』は視聴しましたか?原作ファンでかつ芸人好きでないと見たところでこれといった尖った内容ではなかったのですが、司会の蛍原さんにマヂカルラブリー野田クリスタルさんが「何の悪魔がいたら恐ろしいか」を訊いた時の回答とその反応が面白かったので、録ったけどまだ見てないという人はそこだけは見て欲しいですね。