Google Cloudの無料枠でLinuxサーバーを立てて、Jupyter HUBを構築する。

今回参考にしたサイト

GCPで無料VMインスタンスを作成する。


GCPのコンソールを開きプロジェクトを作成

プロジェクト名:dev-env
このプロジェクトに移動しておく

Google cloudの無料プログラムのページを開く

https://cloud.google.com/free?hl=ja
すでにGoogleにログインしている場合は「コンソールへ移動」をクリック
ようこそ画面になる
Google Cloudのプロジェクトが既にあれば選択する。
画像ではJupyterHubというプロジェクトが選択された状態

VMを作成をクリック
インスタンス作成の画面に切り替わります。

名前をdev-enb
リージョンをus-west1(オレゴン)

マシンの構成

シリーズをN1にして
マシンタイプは、「f1-micro」を選択

ブートディスク

変更ボタンを押して設定変更する。今回は下記に設定。
OS = Ubuntu
バージョン = Ubuntu 18.04 LTS Minimal (x86/64)
ブートディスクの種類 = 標準永続ディスク
サイズ = 10

ファイアウォール

次のチェックボックスにチェックを付ける。

HTTP トラフィックを許可する
HTTPS トラフィックを許可する

作成ボタンをクリックする。下図のような形でVMサーバーが起動しました。

IPアドレスのアクセス制御を設定

参照元の下記アドバイスに従い作業します。

個人で立てたサーバーは、他人に知られない限り、めったなことでアクセスが来ることがありませんが、中国などからIPアドレスやポート番号を、総当たりで不正攻撃してくることがあり、想定外の課金がされてしまう事があるため、対策されておくことをおすすめします。0.0.0.0/0はすべてのアクセスを許可してしまうので、テストの問題切り分けのために最初だけ設定し、あとで変更しておきましょう。どうしてもデフォルト設定のままなら、使わないときはVMを停止しておきましょう。

https://tokudou.com/how-to-create-gcp-free-server/#toc2

確認くんのページを開き、自分のIPアドレスをコピーしておきましょう。https://www.ugtop.com/spill.shtml

SSHターミナルで作業

VMサーバーの行の、SSHをクリックしてSSHターミナルを起動します。

rootとユーザーのパスワード変更
sudo passwd root
sudo passwd nagnag

rootにユーザー切り替え
su - root

nanoをインストール
apt install nano --classic

sshd_configを編集
バックアップ
sudo cp -p /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.original

編集
sudo nano /etc/ssh/sshd_config

#Port 22

Port 2022
に変更してCtrl + x で閉じる保存をyで応答してファイル名はそのままでenter

sudo systemctl restart sshd でリスタート

GCP側で作業

起動したServerのダンゴボタンを押して「ネットワークの詳細の表示」を選びます。

ファイアウォールとルートの詳細の欄の▶をクリックして展開。default-allow-sshをクリックして編集ボタンで編集。

default-allow-ssh 
 IPv4範囲:0.0.0.0/0
 TCP ポート:2022

にして保存。

VMインスタンスに移動して、SSHの右の▼をクリックしてブラウザウィンドウでカスタムポートを開くを選択して、2022を入力するとターミナルが開く。

予算とアラートの設定

GCPコンソールのハンバーガーメニューから、[お支払い]を選択してください。お支払いメニューから、「予算とアラート」を選択し、「予算を作成」ボタンを押してください。「名前」を設定してください。アラート発行条件の金額を設定してください。1000円としています。「次へ」ボタンを押してしてください。課金請求アラートの条件を設定をデフォルトで終了します。

毎回の起動方法

1.GoogleのVMコンソールでSSHの隣の▼をクリックしてブラウザウィンドウでカスタムポートを開くを選択

2.変更したポート番号を入力する。→SSHターミナルが開く

3.次の通りコマンドを実行する。

(jupyterhub37) nagnag@dev-env:~$conda activate jupyterhub37
(jupyterhub37) nagnag@dev-env:~$ cd jupyterhub
(jupyterhub37) nagnag@dev-env:~/jupyterhub$ sudo jupyterhub

4.これで起動したので、ブラウザで操作する。

  VPN等は切っておく。

  GoogleのVMインスタンスの外部IPとポートをメモして下記アドレスをアドレスバーに入力して移動する。

  http://34.118.192.93:8888

5.開いたらログインする。

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