「期待」だけはしないほうがいい
自分に少し、ため息をつく。また「期待」してしまった。私の持論だが、期待したことは大体起こりえない。起こりえることは、目標だ。期待の淡い他人任せのような気持ちがない、自分の意志が固くなって行動できたものだけが現実になって現れる。
「期待」したことが起こった結果が「思い通り」だった時、それほど単調で無感動で面白くないことはない、と思う。人間はそこに安心感を求めてしまうが、人生の醍醐味が無いなぁと私は思ってしまう。
やっぱり「期待」だけはしないほうがいい。他人にも、自分にも。その通りに行かなかった時にはなぜか勝手に苦しめられるし、他人の言葉に行動が委縮される場合だってある。
するべきは応援と努力、未来を夢見るのはいいけど、それを自分の思い通りにしようなんて考えることがナンセンスなんじゃないかと思う。
とはいえ、こうなったらいいなぁと考えてしまうのが人間だと思うし、あの人なら、明日の自分なら、というフレーズが口から出てくるのもまた人間。「期待」せず自分の心に耳を傾け、やりたいことを胸に止め、未来を描きながらもリアリストであることが、私の「目標」である。
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