癒しの裏にある責任と覚悟

半月くらい前から、個人的にハマっていることがあります。

それは「ワンちゃんの動画」なんです。

毎晩のようにyoutubeでワンちゃんの動画を観て、オジサンがキュンキュンしています。当初はチワワとかトイプードルといった小型犬を中心に観ていたのですが、とにかく可愛いのです。何をしても可愛くて、「超ヤベー！！」って感じでした。

この一週間くらいは、小型犬の動画も観ていますが、それとは別に「保護犬」の動画も観ています。捨てられたり、虐待を受けていたワンちゃんを保護して、家庭で飼えるようにしてから里親となってくれる飼い主を探す・・・というような動画です。

最初は新しい環境に慣れなかったり、人間に対する警戒感から、エサは食べるものの、元気はなく、同じ家にいる人間や他のワンちゃん、ネコちゃん達とも馴染めずにいるのですが、少しづつ環境にも慣れ、みんなとコミュニケーションをとり、元気を取り戻していきます。そして、里親になる人が見つかって、お別れにはなるけど、新しい里親のもとで元気に楽しく過ごして欲しい・・・みたいな感じです。

このような動画を観ていると「動物を虐待している人たち、信じられない！」って思います。そして、保護されたワンちゃん達が、これからは幸せな毎日を過ごしてほしいと願うばかりです。

こうしていろんな動画を観ていると、当たり前のことなのですが「ペットを飼うには責任や覚悟が必要だ」ということを改めて痛感させられます。そして、それは私の想像の何倍も大きなものに感じるのです。

わかっているつもりでしたが、想像以上に経済的な負担も大きいし、自分の時間もかなり削られます。また、精神的な面でも、「可愛い」「癒される」といったプラス面だけではなく、病気の心配、しつけの問題、そしてワンちゃんにも感情があるので、それも考慮しないといけないようです。

私自身ペットを飼っていないので、実際にペットを飼っている人からすれば「いや、そんなことはないよ」とか「それ以上に良いことがたくさんあるから」など、多くのご意見もあるかもしれません。

しかし、「それくらい厳しく考えて」「それでも・・・」と思う人だけが、ペットを飼うべきなんじゃないかな・・・と思います。

「きっと自分にはペットは無理だな」とか言いながら、今夜もワンちゃんの動画を観てキュンキュンしているような気がしています。