『こんまり流』からの学びと『がんばる教』の罠
先日、近藤麻理恵(こんまり)さんの著書「こんまり流 今よりもっと人生がときめく77のヒント」を読み終えました。本書はタイトルそのままで、こんまりさんの考える人生を良くするためのヒントが書かれている本なのですが、今回は私が心に残った言葉の1つを紹介したいと思います。
こんまりさんはこう述べています。
「似たようなものを購入している場合は、実践できていない、あるいはじっくり味わうことができていないことが原因」
「このような場合は、新しいものを購入するのではなく、今あるものをじっくり味わう期間だと考える」
実は私も同じような経験をしています。
それは、「『がんばる教』からの脱却」に関するものです。
「がんばる教」とは、心屋仁之助さんの著書「心屋仁之助のずるい生き方」で紹介されている「日本最大宗教」のひとつで、「頑張る」「我慢する」「私がやる」という信条を持ち、「頑張らない」「我慢しない」「人任せにする、迷惑をかける」を罪みなす考え方です。最近ではビリギャルでお馴染みの小林さやかさんも似たようなお話しを発信していらっしゃいました。
私は以前から「頑張らない」をテーマにした本を数冊購入して何度か読み、実践しようと試みるのですが、気がつけば再び「がんばる教」の信者に戻ってしまいました。そして最近、再び「頑張らない」をテーマにした本を購入し、読み始めています。
これは少し危険な兆候だと感じました。最近、慌ただしい日々で焦りばかりが募り、イライラすることが増え、自分自身が嫌になり、気持ちが落ち込んでしまうようになりました。更に悪いことに、母が少し体調を崩し、その数日後には私も体調を崩してしまい、悪循環に陥っています。
昨日くらいから、体調もメンタルも少しずつ回復傾向にありますが、続きは次回の投稿でお話しします。