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兄弟順番に

不登校児となっていた長男が登校している。

きっかけって気になります?

色々あるとは思うのですが、多分暇になったからだと思います。

母親である私も最初はnoteに書いてある通り、このまま引きこもって、自宅から一歩も出ないのでは?とある意味思い詰めていたので、連れまわってました。

まぁコロナでホントは行けないんでしょうけれど、休日に出るよりは平日に用事を済ませるほうが密集は避けられるかと勝手に解釈し、ここぞとばかりにやりたかったことを済ませて、勉強もまぁマイペースで進めると、暇になりました。

これを夫がみると俺の努力は?と言われそうなんで一応書きます。

12月半ばを過ぎると、私は諦めモードで中学から行ければいいかと思っていました。有休をとった夫と一緒に学校へ行き担任と学年主任と一緒に話をして帰ると、夫は何やら必死でパソコンで調べていました。先生たちは相変わらずで母親である私を見ている限り、そんなに心配はしていない様子。学力で不安であれば、個別指導は5年生の先生の全員で対応は可能ですので、と言ってもらえた。

カウンセラーの先生は病院にいって病名を付ける必要はないといっていたけれど、夫は朝起きられないことを気にしていたのです。

起立性調節障害ではないかと。

で片っ端から心療内科に電話して、どうにか予約をとれないかとお願いするが25件かな?かけてすべてお断り。

予約も3か月先しかあいてないとか、予約ができないことも多いし、小学生ということで断られたことも多かった。

ただ一軒、比較的近所の内科もしている病院は、一度断られたが他も断れて、お宅しかないと日頃の営業で鍛えた電話トークでお願い倒したら、年明けすぐに予約を取ってもらえた。

冬休みは長男は学校の友達としっかり遊びました。学校行ってないけど、友達とはしっかり遊びました。

で年明け早々にその病院へ。

内科もあるところで、小児科を卒業したらここにきてもいいなぁと思う普通の病院でした。

診察は風邪ではないので、本人がとりあえず話すしかない。

先生も質問してもらえるが、本人もよくわからない気持ちもあるので、それをどうにか言葉にして説明する。気持ちについても先生がこう?それともこちら?ときいて、本人も母親の私をみるが、どうにかこうにか答えていく。言語化ができて、本人も顔が若干明るくなってきている。

血圧もはかり、問題はないと言われ一安心。

誰もいない学校にいってみたら?とアドバイスがあった。頑張りすぎて疲れちゃって、そろそろ行きたいけれど、行ってないことで自分で自分のハードルを高くしてしまっているから、まず学校に行くっていうハードルを下げるために、誰もいない休みの学校に行ってみたら?とのこと。

ここで、今の状況を本人が話したことが結果的には良かったとも思っています。そしてとりあえずお休みでもいいから学校へ行くという目標ができた。

このあと、夫の実家から鍼灸院もいいのではないと言われた夫がこれまた近所の鍼灸院に電話で無理無理にお願いして連れて行ったところ、この地域のスポーツ強豪校での部活トレーナーをしている先生で、言葉が優しいわけではないけれど、心が弱っている長男と合ったのでこちらにも通った。

3回目の診療で運動がてら歩いて行って帰りに学校の横の道を通って帰った。その後、友達と遊んでいたときにも学校の横を通ることができたらしい。一つ目標は達成できたらしい。

ある日、私も気分転換に美容院へいって、長男は鍼灸院へいき、お昼ご飯は自分で好きなものを買って帰りなさいと伝えていた。お昼ご飯を何にするかで鍼灸院で盛り上がり、駅前のおにぎり屋さんがオイシイと聞いて唐揚げのセットと野菜もあるほうがいいと思ってときんぴらの入ったおにぎりを選んだそうだ。私は美容院の帰りに長男の好きなパンを買って帰った。

ある日学校へ行けた日は鍼灸院に予約していた日で木曜日だった

学校にはカウンセラーの先生がいる曜日だった。本人がカウンセラーの先生と話したいといって、カウンセラー室で過ごすようになった。昼食はクラスの子が何人か来てくれて、一緒に静かに食べてたそうです。目があうだけで笑っちゃうから大変だったと愚痴をこぼしていました。

それから自分が受けたい授業だけでたり、教科担任のそれぞれの先生がカウンセラー室で補習してもらえて、何とか追いついてテストも何枚か受けたそうです。

今も朝は直接教室へはいけないので、カウンセラー室で朝の時間を過ごしてから1時間目の教室へ移動するようにしているそうです。

もう私は長男には付き添っていません。

いまは 次男の登校に付き添っています。

そう兄弟順番です。

こちらは毎朝行きたくないから始まり、準備して、朝ドラ見たら行く!とか言っているので付き合ったり、時間割を見て体育だと着替えが必要だから今日は行くよとか、教室までいくと恥ずかしいそうなので、学校までいかないいで近くの信号まで行ったりしています。

母親の私のハードルは今かなり低いところにあります。

学校に行くだけで十分。

友達を話して、笑って帰ってくれば大丈夫。

兄弟順番にはなっているけれど、順番だから一人と向き合うことができる。

よくできた息子たちです。








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