一般学生のアルバイトさんがニットCADでデータ作成にチャレンジ! ニット姫 2020年6月8日 21:15 「”アフターコロナ・ウィズコロナ”で本当に大切なのは・・・と考えた時に、もしも、心の支えである小さな家族と、”ずっと一生一緒に居られる時間(の疑似体験)”を実感することができたら、今後いつ訪れるかもわからない孤独な”おうち時間”の潜在不安を抱える方への安定剤のような役割や、穏やかな平常心keepへの一助になれるのではないか…それがペットの写真を変換するにいたった動機です。」私たちは、10PCS-Knit Factory(10ピースニットファクトリー)の仕組みを使って、世界でたったひとつだけの究極の完全オーダーメイドニット製品製作への挑戦を始めました。個人の方から大切なペットなどの写真をお預かりし、自社保有の専用CG-CADでニットデータに変換し、プリントなどでは決して出せない独特な優しい風合いのあるクッションカバー・ピローケース・センターラグなどに編上げて、世界中でたったひとつだけの製品にします。専用CADと工業編機の両方を自社で所有していること+今回自社独自に監修したオリジナル図案作成テキストで、美術系大学やIT系の専門学校などの経歴がなくても数時間で一定のクオリティの図案を作成することに成功しました。この動画は、まさに初出勤の学生アルバイトさんが、初めてCADを使ってデータを作成してくれているところです。恐らく世界でも稀な、真に「個客から生産」を意味するC2Mビジネスモデルの先駆けとも言えるサービスです。 ※C2M=Customer(顧客) to Manufactoryですが、 私たちはConsumer(消費者) to Manufactoryと考えたいです コロナの蔓延が起きる前から、アパレル界には大量生産による低価格化・大量消費・在庫の大量廃棄ーというビジネスモデルに既に限界が来ていたのに、みんな見て見ぬふりし、騙し騙しで延命していました。ーでも、その大量廃棄コストは、結局エンドユーザーの購入価格に折り込まれていますし、海の向こうの低所得層労働にしわ寄せられた賜物です。毎年新しいデザイン・トレンドを打ち出し、プロモーションを行う中で生まれる「消耗品的購買」動機にようやく疑問を感じ、本当に大事なことってなんだろう…に気づき始めました。だからこそ、例え非常識と言われようと工業ニット製造業業界でも極小ロットのものづくりができることを証明したいと思っています。そして、手にした商品を長く愛用してもらえるようなものをつくり続けていきたいな、と思います。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #いま私にできること #12つくる責任つかう責任 #必要な人に必要なだけの量をつくって届ける #どうせなら好きなことを一生の仕事に #10ピースニットファクトリー