【絵本 おしゃべりしていればだいじょうぶ】
絵本ですが、文庫本です。小さい絵本ですが、分厚いです。絵本ですが、たっぷり読めます。おとなの絵本です。もうすぐ大人になる人に特におすすめです。
【並べて楽しい絵本の世界】
五味太郎さんの痛快おしゃべり哲学
まず1ページ目にはスーツを着てネクタイをしめた怖い顔のひとが、こう言ってきます。
おしゃべりしていればだいじょうぶ なんて のんきなことを言っておるが、なにが だいじょうぶなんだ!?
ええそうですとも。
おしゃべりなんか していちゃ いけない現実場面は いっぱいあって、
おギャーと生れ落ちて、「まんま」しか言えなかった赤ちゃんが、自分のことばで何かが伝わることを知った時から、えんえんとそういう場面を学習しながら、成長していきますからね。
しかたないんです。みんなそれぞれ・・・
あなたは、おしゃべりさんでしたか?
一般的な印象では、女の子はおしゃべりってところでしょうか。
確かに。
でも ウチの次女はもういい大人ですが、小学生低学年の男の子に話しかけられたり、くどかれたり、「かわいいよ」なんて言われて うろたえたりしています。
これを書いているワタシは、とにかく臆病者で引っ込み思案で、弱虫で、人見知りで意気地なしのこどもでした♀
こどもの頃の友人にも、「とにかくおとなしい子だったよね」と言われます。そのワタシも、ものすごくいい大人になったので、そういう場面で「頭の中は全然 おとなしくなんか なかったんだよ」なんて言って、ハイボールを飲みながら、おしゃべりできるようになりました。
出版社クレヨンハウスさんの紹介には
五味太郎さんの痛快なおしゃべり哲学
とありますから。とにかくこれは哲学書です。
なので、とても深いのです。かなり分厚いですし。
なんか生き方に迷ったりした時に、勇気や安心やいろんなモノをくれると思います。
我が家に何十年も鎮座している、超おすすめ本です
よわむしのおはなし もう一冊
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