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おまもり袋 「ウスイ」②

「どうも、柔らかい雨に見えないぞ? むしろ土砂降りになっちゃうんじゃないか?」
と、編みなおすかどうか迷っていた「ウスイ」。
とりあえず、編み切ってみました。

春先の柔らかい雨のイメージとは、なんだかちょっと違うかもしれませんが、土砂降り…というほどでもない…と思いたいです。
編んでいる途中と、編みあがったときの印象は、やっぱり多少変わるので、一旦編み切ってみるのも、大事ですね。

編み上りは、ほにゃほにゃした靴下のようです。
「雨」「水」が、縦長になりすぎました。

そこで、横幅をのばす形でピンうちして、スチームアイロンをかけました。
が、「雨」「水」のもようが見えにくくなってしまいました。
なんてこったい。
ほにゃほにゃ靴下状態のほうが、まだ、模様がきれいに見えます。
おまもり袋っぽく、四角い形に整っていたほうがよいですが、スチームアイロンで帳尻を合わせるのにも限度があるのですね・・・。
なるほど。

◆使用糸
・ハマナカ 純毛中細  
  色番2(ベージュ)、色番1(白)、色番34(水色)、色番22(黄緑)

◆使用針
・かぎ針4号(共鎖の裏山を拾う作り目)
・輪針3号 80センチ
・棒針3号(かぶせはぎをする際に使用)

◆よかった点
・芽吹く草のにょろにょろした感じは、ニットと相性がよさそう。
・ベージュ・白・黄緑の色の分量は、ちょうどよく感じる。

◆反省点
・九畳篆、縦長すぎた。もうちょっと横幅がでるように目の数を増やそう。編み図をつくっているエクセルシートの1マスを、もうちょっと縦長に修正しておいがほうがよさそう。
・雨の模様がいまいち。こういう模様だと思えば、よいのかもしれないけれど、春の柔らかい雨をどうやったら表現できるんだろう?

◆気になっていること
・袋の形にするために、編み図を上から(口のほうから)編んでいって、最後、裏返して、かぶせはぎをすることで、底をとじている。編み図をしたから編むことで、目の向きが変われば、模様の見え方も変わるのかもな。

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