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Google Cloud Associate Cloud Engineer に合格しました

先日、Google Cloudに関する資格のうちのひとつであるAssociate Cloud Engineerに合格することができました。

資格の有効期間が3年間で更新の際には再受験が必要そうなので、そのときの自分に向ける意味も含めて、今回の学習内容をメモしておきます。

まず試験勉強を始める段階でネット上の合格体験記を読むと、公式ドキュメントの読み込みが大事とありましたが、私はいくつか読んでみてもなかなか入ってこなかったため、公式ドキュメントの読み込みは諦めました。

また、公式の模擬試験の内容を見るとコマンド入力まで求められる試験ではなく知識ベースで勝負できそうだと感じたため、ハンズオンも割愛。

そのため、勉強内容としては書籍と模擬問題のふたつです。

■自分のスペック

  • Webアプリはそれなりに構築できる

  • GCP、AWS、Azureなどのクラウド利用経験はほとんどない

  • ネットワークについてはCiscoのCCENTの勉強をしたことがある

■学習した書籍

(1)図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

Googleの試験なのになぜAmazonの本を読んだかと言うと、積読になってて手元にあっただけのこと。同じクラウドだし、Google Cloud関係の書籍を新たに購入する前に、この機会に読んでしまおうと一読しました。概念を説明するイラストが多い、Amazonに限らないクラウドやネットワークに関する説明があるなど、読んで損はありませんでした。

(2)図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書

試験範囲に仮想化、コンテナに関する内容が含まれますが、自分はその分野に苦手意識があったため購入しました。Google Cloudのコンテナ関係のサービスを理解する入口としてよかったです。やさしく書いてくれているのでさらっと読めます。

(3)図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

上記2冊と同じ図解即戦力シリーズのGoogle Cloud編。これを読めば、Google Cloudの表面的な理解はOK。だけどまだまだ試験で戦えるレベルではない。

(4)Google Cloud エンタープライズIT基盤設計ガイド

ネット上の合格体験記で評判が良さそうだったので購入。他の書籍は客観的な事実の記述がほとんどですが、本書は筆者陣の主観的な見方が含まれている点が面白かった。Google Cloudを使いこなしているんだろうなと感じさせる一冊。さすが野村総研。

(5)Google Cloud認定資格Associate Cloud Engineer公式ガイド

今回の資格の公式ガイド本。試験レベルの知識としては本書以外に選択肢はないと思う。ただ、本書の刊行は2021年だが英語の原著は2019年と古く、現行サービスとの相違が多々ある点に注意が必要。必要だと感じた箇所は何度も復習した。練習問題が400問近くあるのもうれしい。試験本番で似た問題が出ることはなかったけど。

(6)GCPの教科書

パラパラ見たところ、すでに読んだ書籍の内容以上の記載はないと感じ、購入したが結局読まなかった。ちなみに、GCPは「Google Cloud Platform」の略称ですが、このサービス名は2020年10月に「Google Cloud」に変更されているようです。改訂してタイトルを変えたほうがよいのでは。

■実施した模擬問題

(1)公式の模擬試験

無料。たぶん3回くらい実施したと思う。最終的には95%の正答率。

(2)GCP:Google Cloud Associate Cloud Engineer模擬試験問題集(4回分200問)

Udemyで購入した問題集。50問×4回分。2周して最終的には84~92%の正答率。

(3)【GCP認定資格】Google Cloud Platform Associate Cloud Engineer模擬問題集

Udemyで購入した問題集。40問×3回分と50問×1回分。1.5周して最終的には82、92%の正答率。

(4)Google Cloud 認定 Associate Cloud Engineer 模擬問題集

Udemyで購入した問題集。50問×3回分。英語の自動翻訳のような日本語が私には合わず1周して捨てた。42~58%の正答率。

■いざ受験

リモートではなく試験会場での受験を選択。身分証は以下を用意するようにとのことだったため、免許証とクレジットカードを持参した。

メインの写真付き身分証明書 1 点と追加の身分証明書 1 点をお持ちください。身分証明書はすべて有効期限内で、原本である必要があります(コピーは不可)。利用可能な身分証明書は次のとおりです。

メインの身分証明書:
 政府発行の運転免許証
 政府発行のパスポートまたはパスポート カード
 政府発行の ID カード
 軍の身分証明書(米国)
追加の身分証明書:
 クレジット カード
 銀行のデビットカード
 従業員 ID カード

試験中に後ろのほうの席で、何の試験かは不明だが間違って日本語ではなく英語での受験申込をしてしまったと試験官と会話しているのが聞こえ、そんな笑いは今ぶっこまないでほしいと思った。

試験を終えると画面に得点などは表示されず、合格であることと規約違反などがないかチェックするので数日待ってねとの表示。合格のプリントアウトなどはもらえず帰宅。受験申込をしたWebassessorのページで暫定的な合格を再確認。2日後に合格認定のメールがGoogleから無事到着しました。

■最後に

仕事の関係で今回の資格が必要だったため、コスト最適化は考えずにオーバースペックになってもいいので1度での合格を目指しました。勉強期間は約3週間でした。

本番の試験は模擬問題などと類似するものはなくかなり難しく、ラッキー問題もなかったように感じました。ここまで学習した総合力で合格できたのではないかと思っています。

以上、ありがとうございました。

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