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Google Cloud Professional Machine Learning Engineerを受験しました
仕事で必要になり、先日、Google Cloud Professional Machine Learning Engineer試験を受験しました。
ご存じのとおり英語の試験で、英語が苦手な私への無茶ぶりもいいとこですが、私なりの1か月間の試験対策をここに記録しておきます。
なお、試験問題の改変時期だったらしくベータ版の試験を受験したため、問題数は通常の倍の115問、試験時間も倍の4時間という苦
Google Cloud Professional Data Engineer に合格しました
先月のAssociate Cloud Engineer(ACE)に引き続き、昨日、Professional Data Engineer(PDE)に合格することができました。
Web上の合格体験記を見るとCourseraの動画コンテンツで学習するのが王道のようでしたが、私は動画を見ながら大事なところをノートに取る作業がどうも面倒に感じたため、書籍ベースで学習してそれでダメだったらCourseraを
Google Cloud Associate Cloud Engineer に合格しました
先日、Google Cloudに関する資格のうちのひとつであるAssociate Cloud Engineerに合格することができました。
資格の有効期間が3年間で更新の際には再受験が必要そうなので、そのときの自分に向ける意味も含めて、今回の学習内容をメモしておきます。
まず試験勉強を始める段階でネット上の合格体験記を読むと、公式ドキュメントの読み込みが大事とありましたが、私はいくつか読んでみ
統計検定準1級に合格しました
昨日、統計検定準1級に合格することができました。
試験を開始し、ぱっと見で簡単には解けなさそうな問題を飛ばして一度最後まで進めたところ半分しか埋まってなかったのでかなり焦りましたが、結果的にはヒヤヒヤの72点で合格でした。
ここに至るまでに参考にさせていただいたWeb上の集合知に感謝しつつ、私の経験 n = 1 を参考までに。
■自分のスペック理系とか文系とかの前に高卒
いつの間にか40代
【書評:☆☆☆★★】プログラミングのための線形代数
しばらく積読になっていた本書。
統計学と機械学習のさらなる勉強を見据えたときに、自身の線形代数スキルの向上が必要だと感じて読んでみました。
結論から言うと、前半は非常によかったものの、後半は期待したほどではありませんでした。
それと言うのも、姉妹書である「プログラミングのための確率統計」がとてもよかっただけに期待して読んだのですが、本書は説明が少し回りくどく、論理の展開の方向が不明瞭な感じが
【書評:☆☆☆★★】それ、根拠あるの?と言わせないデータ・統計分析ができる本
この本は、以下の記事を見て少し前に読んだものです。
本書は、相関係数や単回帰分析といった統計学の一部分を、実際のビジネスでどう使うか、その思考の流れとExcel操作を教えてくれる一冊。
最近、EBPM(証拠に基づく政策立案)という単語をときどき目にしますが、要は経験や勘でなんとなく決めるのではなく、ちゃんと数字として成果の上がる政策じゃないとダメだよというものです。
本書はEBPMについて書
【書評:☆☆☆☆★】基本統計学
そろそろ入門レベルの統計学は卒業していいかなと思いつつ、評判のよい本書が気になり購入してしまったので読んでみました。
読後の感想としては、標準的な統計学の教科書よりも一歩踏み込んだ解釈がところどころにあり、これまでの理解を深めるのにGood。また、重回帰モデルにおける多重共線性については、いままで読んだ書籍のなかで一番わかりやすかった気がします。
反面、「その情報を削ったほうが初心者にはシンプ
【書評:☆☆☆☆★】統計学が最強の学問である[数学編]
「統計学が最強の学問である」シリーズのなかの一冊で、統計学や機械学習に必要な数学の解説書です。
統計学を学び、今後は機械学習にも手を伸ばそうとしている身として、要求される数学レベルを概観しておきたいという目的で購入しました。
中学数学レベルからスタートしますので前半はわりと退屈な内容ですが、後半は難易度が上がります。
後半のダイジェストはこんな感じ。
●感染症の流行を説明する単純なモデルと
【書評:☆☆☆☆★】統計学入門
本書は、統計学界隈では「赤本」という通称があるほど有名な一冊。
発行元が東京大学出版会ということもあり、そのオーラに誘われて私もかなり以前に購入したものですが、そのときはどのページを開いても出てくる記号と数式に怖気づき、当然のように積読になっていました。
それから時は過ぎ、この1月に統計検定2級の受験を考えていましたがオミクロン株の影響で延期したため、そろそろいい時期かもと考えて本書を再び開き
【書評:☆☆☆★★】統計検定2級 公式問題集
統計検定2級では、2021年までは会場に行って受験する紙ベースの試験が年2回実施されていましたが、2022年からは自分の好きな日時に予約してパソコン教室などで受験するCBTスタイルのみになっています。
本書には紙ベースの試験の6回分の過去問が掲載されており、そのうちの4回分をやり終えたところです。
あと2回分はどうしたのかというと、この1月に受験を考えていたのですが札幌でもオミクロン株が爆発的
【書評:☆☆☆★★】異端の統計学 ベイズ
まず何より、文庫のくせに650ページという厚さ。
村上春樹の小説なら間違いなく上下巻に分かれていることでしょう。
本書は数理数理している統計学の勉強に、ちょっと疲れたときに見つけて読みました。
ベイズ統計学というのは比較的新しい統計学のジャンルで、本書を読むと、統計学と認められるまでに紆余曲折があったことがわかります。
第二次世界大戦時にドイツのエニグマ暗号を解読したアラン・チューリングを
【書評:☆☆☆☆★】統計学演習
統計学の手頃な問題集ってなかなかないんですよね。
特に統計検定2級レベルを考えたときに、過去問は当然やりますが、「ここの分野の基本を練習したい」といったニーズを満たしてくれる書籍は多くありません。
本書はそんなニーズに応えてくれるもので、200ページ程度とお手軽感があるのもよかったです。
まだ1周しかしていませんが、確率変数の操作とか、確率密度関数の積分計算とかを程よく練習できます。
また
【書評:☆☆☆★★】わかりやすさの罪
おそらく2か月くらい前に読んだ本書。
正直内容はあまり覚えてないので、読みながら付箋を貼った個所をあらためて拾い読みしてみました。
最近統計の勉強ばかりしているのもあり、本書の内容は統計に通じるところがあるなという印象です。
統計学には大別して記述統計と推測統計という分野があり、データの状態を少ない数字で表現するのか、データから何かを予測するのかといった違いがあります。
前者である記述統計
【書評:☆☆☆☆★】入門数理統計学
※定価は4,800円です。
書名に「入門」とありますが、Google検索で「統計学 初心者 おすすめ書籍」で検索したときに、まず出てこないであろうこの一冊。
読み始めたのが8月末なので、のらりくらり3か月かけて読み終え(目を通した?)ました。
本書の初版発行は1978年と統計学における古典的名著で、私の手元にあるのは第35刷とこれまで何度も増刷されてきたことがわかります。
おそらく1970
【書評:☆☆☆☆★】羊飼いの暮らし
本書はイギリスの湖水地方での羊飼いの暮らしについて書かれたものです。
著者は羊飼いの家系の出身で、オックスフォード大卒で現在は40歳前後。いまも羊飼いです。
このプロットだけだと、頭脳明晰な著者が思索を深めながら哲学的に羊飼いをしているような想像をしましたが全くそんなことはなく、純粋に羊飼いという人生に圧倒的な幸せを感じているというのが読後の感想です。
羊飼いに対する本書を読む前の私の印象は
【書評:☆☆☆★★】イシューからはじめよ
本書もnote内の記事で知り購入してみたものです。
この本によるビジネスの定義は、「限られた時間の中でいかに価値のある成果を生み出すかというゲーム」であるとされています。
だから、なんでもかんでも真面目に丁寧にやることが目的なのではなく、結果に貢献することから優先的に行うべきということが説かれており、「結果に貢献するもの」をイシューと呼んでいます。
私自身、なんとなくこの視点はあったものの、