つぶやき“同居生活0−7”
猫との同居が始まり1週間が経った。
1対1で暮らしてみて感じたことをまとめてみようと思う。
猫の名前がテオなので以下テオとする。
(名前の由来はSNSで残したので割愛)
テオの性格
初日から、爪を出さず・暴れず・逃げ出そうともせず
恐いながらも人のことをわかろう・慣れようと
努めている子だった。
乗車してお粗相を立て続けにした時も
申し訳無さそうにしていたし
我が家について一発目にお風呂に入れた時も
嫌がりはしたが暴れなかった。
警戒心強いしビビリだけど、本当にいい子だと思う。
(いろんな性格の猫と過ごしてきて思うことだが)
この1週間
ゲージの隅で怯えていた初日から
2日目には人がいる前でもご飯を食べるようになった。
トイレも1発で覚えた。
3日目には遊びに乗ってくるようになり
4日目にはご飯が欲しいと定位置でお願いしてみせた。
いい子すぎて、私が寝ている時も
家にいる限りケージは開放することにした。
ケージが安心するから
必要なタイミングでちゃんと帰ってくれたし
初日から人が耐えない我が家でも
彼は耐えきってくれた。
4日目には安心している所なら
少し撫でさせてくれて
5日目の朝には初めて喉を鳴らし
その日の夜にはケージから1歩出て
たくさん甘えてくれた。
挨拶の時にはちゃんと返事をしてくれるし
話したいこと・訴えがある時も
ちゃんと教えてくれる。
なんて律儀な奴なんだろう。
まあそんな風にして
徐々に距離を近づけた1週間だった。
ひとりではどうしようもない
意思のはっきりとした生き物との同居に
とても不安があったのだけど
1番感じているのは、生活にハリが出たこと。
私は本当にどうしようもないやつで
ひとりだととにかく体を起こせなかったりする。
寝たり疲れたりすると
すぐふわふわして体を思うように動かせなくなる。
憂鬱で動けなくなったりもする。
活動するのに
理由やモチベーションを要する。
テオがいることで
生活を張り合う相手ができた。
おはようを言いたいし
ご飯の取り合いにもなるし
掃除もしたくなる。
それに彼に対する心配は
同時に自分への心配にもなった。
活力のあるものにエネルギーが引っ張られる。
また、自分が横たわっている時に
私に関係なく生活を続ける存在の音が聞こえるのは
とても安心できた。
帰り
テオを飼い始めて
『朝来るの辛くない?』
『早く帰りたくなるよね』
なんて言われるが
そういう訳でもない。
私はしつこいものは好きではないし
猫には猫の生活があると思っているから
お互いの別々の時間も大切にしたい。
そしてテオはそれをよくわかっていると思う。
ちゃんと家を守ってくれているし
帰ったら報告もしてくれていると思っている。
いつも口をついて
『お留守番ありがとう』が、出てくるもの。
ただ、『帰りたくないなあ』と
思うことは少なくなった。
帰ることに抵抗が無くなった。
帰ったらおかえりって
にゃあって鳴いてくれるから
ただいまって言っちゃうし
帰ろうって思えるみたい。
帰っても起きてる時間が長くなったから
家での活動時間も増えて
仕事も発信もしやすくなったように思う。
(本当に辛かった)
パートナーが欲しかった
そんなわけで、ずっとそういう存在が欲しくて
パートナーや家族を求めていた部分があったのだけど
どうやらテオ(猫)でも務まりそうだ。笑
これは、『じゃあ恋愛が遠くなるね』とか
そういう話ではなくて
これでやっと、私が本来の私になれるのだと思う。
ありがとう、テオ。
依存を生むシステムが恐い
ペットと飼い主という関係が私は恐い。
彼は私がいないとケージから出られないし
(今の所)
私が餌を出さないと食べられない。
この、依存せざるを得ないような
強制的に依存させられるような感じが
少し気持ち悪かったりする。
生物的なシステムが違うので
“飼いならす必要がある”関係では
仕方無いのかもしれないけれど…
可能な限り自由で
気持ちいい環境で過ごさせてあげたいな。
今週には
テオは猫バックでの移動は大丈夫そうなので
近いうちにお散歩にでかけようと思う。
すでに多くの人に愛されているテオ。
愛を探求する人生の私にとって
無くてはならない存在です。
やっと会えたんだもんね。
これからもよろしくね。
😺
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