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【日記#11】本当にしたいこと…

何もできない自分。
私の中に、いくつもの自分がいた。

「なぜ、自分の精神的弱さを言い訳にして逃げているんだ。
 情けないやつだ」
という声が聞こえる。

「お前は実力もない、そして弱い。それでいいじゃないか。
 いろんな生き方があるだろう」
という声も聞こえる。

「普通の社会人としても生きられない。死んでしまえば」
という声も聞こえる。

「まだ、諦めちゃいけない。惨めだと思っても、
 歯を食いしばって、前進するしかない」
という声も聞こえる。

「どう前進しようとしても、またトラウマに襲われる。
 いくらやっても一緒。平々凡々と生きるしかない。
 なんなら、死ぬしかない」
という声も聞こえる。

多重人格ではないと思っているが、
私の場合、日によって、表に出てくる感情だったり、顔が違う。
多重人格って、こんなものなのかなぁと感じることもある。

まだ、悩んでいるだけなら、どうにだってなるのだが、
これが、生活に支障をきたしてくると、色々と大変だ。

始まりは、身の回りの掃除からだ。
部屋の掃除が、段々とできなくなってくる。
ゴミも溜まってくる。

そして、食事がおかしくなってくる。
全く食べなくても良い日もあれば、
いくら食べても食欲が止まらない日もある。
結果、変な食生活となり、体重がどんどんと増えていく。

この症状が出てくると、危険信号として、
あえて仕事を休んだり、仕事と距離をとったりする。

この繰り返しをしていることで思うことは、
「生きるって、何も楽しいことないな」
ということだ。

以前、楽しくやっていたサッカーやフットサル、
またゲームも、何も面白くない。何かの作業のように感じている。

趣味をしていても、楽しくない。
そうなると、休みの日は、ただ寝るだけになっていく。
誰とも会いたくない。レジ打ちの人にも会いたくない。

そんな時に思う。
「本当に、したいことって何なんだろう」

ナレーターになりたくて、上京してきて、最初は頑張ってみたものの、
何も成果はなかった。
そのままズルズルと、上京してきて、約8年経とうとしている。

東京の8年間、何も成果を出していない。
何も成長できていない。
ただ、病気との向き合い方に、少し知識がついたことと、
普通の仕事さえ、私は完遂できない、未熟な私である、ということ。
極端な話、この日本、この社会に、私は必要ないのだろう、ということ。

新型コロナもあるのだろうが、
この日本という国は、前向きなニュースがスポーツしかないように感じる。
細かく見れば、SDGsに対して、真剣に取り組む企業や人がたくさんいるのに、
目を向けようとしないと、その情報が入ってこない。
いつも、批判ばかり。
いくら頑張っても、負け組は、負け組として、蔑まれ、
ネット世界では、誹謗中傷の嵐となる。

私のみている世界、私のレンズがおかしいのだろうか。

この国に救いはあるのか。

私は、本当に、何をしたいのだろうか。。。

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