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【日記#31】積み重ねの流れは広がりを見せる。

<Twitterに記載した”コトバ”>
一つ一つの仕事の積み重ねは、どこかで大きな種を結ぶ。
自分が死ぬとき後悔しないように。
次の人が、また一歩前進しようと思えるように。

すぎやまこういちさんがお亡くなりになりました。

このニュースが飛び込んできたとき、
とても寂しく思いました。
初めて、ちゃんと取り組んだRPGゲームは、
ドラゴンクエストでした。
当時を思い出すと、音楽ひとつで、
気持ちをゆさぶられていました。
復活の呪文のときのBGMはちょっとしたトラウマです。
うまくいかないんですもん。。。

それと並行して、
「すぎやまこういちさんみたいな人間になりたいなぁ」
とも思いました。

私個人的に、すぎやまこういちさんは、
決して、表舞台に出るような方ではなく、
どちらかというと、日の当たりにくい仕事だけれども、
素晴らしい仕事を継続してこられた方だと思っています。

そして、結果的に、多くの方に喜ばれ、
多くの方が知るようになりました。

そして、人生が終わっても、多くの方の心の中に、
自然と語りかけてくるような、
それぐらい偉大な方だと思うのです。

申し訳ないことに、
すぎやまこういちさんが、どれだけ苦労されて、
どういう思いで、一つ一つの音楽を創りだしてこられたのか、
十分に存じ上げていませんが、
多くの方に影響を与えたことは間違いないと思います。

一つ一つの仕事の積み重ねが、
ここまで大きくなっていったのだと思っています。

その一方で、こんなことも思ってしまいました。

私が死んだとき、
寂しく思ってくれる人はいるのだろうか。
名残惜しいと思ってくれる人はいるのだろうか。
涙してくれる人はいるのだろうか。

どれくらいの人が、死ぬときに、
満足して死んでいくのだろうか。

どれくらいの人が、死ぬときに、
愛されながら、最後を看取られるのだろうか。

「死」というのは、ネガティブな印象が強いと思います。
でも、とある葬儀関連の仕事をされている方に、
お話をお伺いしたとき、こう話してくれました。

「愛する人の死は、とてもつらく、悲しいことです。
 でも、愛する人の死をしっかりと看取ることで、
 故人の思いを、生きている人がつなぐことになり、
 人の心の中で、故人は生きることになります。
 また、看取る側の人は、改めて、生きるということを
 深く考えるきっかけになる、とても大切なことなのです」 

もちろん、葬儀となると、お金もかかって、
いろいろと大変なこともあるのですが、
しっかりと生と死を考えることを大切にしたいと思います。

改めて、すぎやまこういちさん、
ご冥福をお祈り申し上げます。

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