![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63027759/rectangle_large_type_2_bf364fbea4b431071febe06692dc8434.png?width=1200)
【日記#31】積み重ねの流れは広がりを見せる。
<Twitterに記載した”コトバ”>
一つ一つの仕事の積み重ねは、どこかで大きな種を結ぶ。
自分が死ぬとき後悔しないように。
次の人が、また一歩前進しようと思えるように。
すぎやまこういちさんがお亡くなりになりました。
このニュースが飛び込んできたとき、
とても寂しく思いました。
初めて、ちゃんと取り組んだRPGゲームは、
ドラゴンクエストでした。
当時を思い出すと、音楽ひとつで、
気持ちをゆさぶられていました。
復活の呪文のときのBGMはちょっとしたトラウマです。
うまくいかないんですもん。。。
それと並行して、
「すぎやまこういちさんみたいな人間になりたいなぁ」
とも思いました。
私個人的に、すぎやまこういちさんは、
決して、表舞台に出るような方ではなく、
どちらかというと、日の当たりにくい仕事だけれども、
素晴らしい仕事を継続してこられた方だと思っています。
そして、結果的に、多くの方に喜ばれ、
多くの方が知るようになりました。
そして、人生が終わっても、多くの方の心の中に、
自然と語りかけてくるような、
それぐらい偉大な方だと思うのです。
申し訳ないことに、
すぎやまこういちさんが、どれだけ苦労されて、
どういう思いで、一つ一つの音楽を創りだしてこられたのか、
十分に存じ上げていませんが、
多くの方に影響を与えたことは間違いないと思います。
一つ一つの仕事の積み重ねが、
ここまで大きくなっていったのだと思っています。
その一方で、こんなことも思ってしまいました。
私が死んだとき、
寂しく思ってくれる人はいるのだろうか。
名残惜しいと思ってくれる人はいるのだろうか。
涙してくれる人はいるのだろうか。
どれくらいの人が、死ぬときに、
満足して死んでいくのだろうか。
どれくらいの人が、死ぬときに、
愛されながら、最後を看取られるのだろうか。
「死」というのは、ネガティブな印象が強いと思います。
でも、とある葬儀関連の仕事をされている方に、
お話をお伺いしたとき、こう話してくれました。
「愛する人の死は、とてもつらく、悲しいことです。
でも、愛する人の死をしっかりと看取ることで、
故人の思いを、生きている人がつなぐことになり、
人の心の中で、故人は生きることになります。
また、看取る側の人は、改めて、生きるということを
深く考えるきっかけになる、とても大切なことなのです」
もちろん、葬儀となると、お金もかかって、
いろいろと大変なこともあるのですが、
しっかりと生と死を考えることを大切にしたいと思います。
改めて、すぎやまこういちさん、
ご冥福をお祈り申し上げます。