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【日記#38】調子はなかなか戻りませんが、人の良いところ発見できました。
<Twitterに記載した”コトバ”>
電子化と並行して、人の柔軟さ、温かさは残っていてほしい。
転職をすると、色々な手続きが必要であることは、
頭ではわかっていましたが、面倒だなぁと思ってしまいました。
私の場合、体調不良を理由の転職のため、
給料のことは考えず、まず負担を減らすことを考えていました。
そのため、一番の固定費である家賃を少しでも下げるため、
併せて引っ越しをしました。
この引っ越しの手続きも重なっていたからかもしれません。
そして、あの出来事がなければ、
noteに書くようなことまでは思わなかったかもしれません。
◆ ◇ ◆
私が、役所に行って、どの書面に書けば良いのか、
色々と調べていた時、一目散で番号札をとる人がいました。
ちょうど空いていたので、すぐ呼ばれたんでしょうね。
呼ばれるや否や、
「おい、印鑑証明」
その言葉だけを役所の人に、言っていました。
役所の人はすごいですねぇ、毅然と対応していました。
「それでしたら、この書面に書いていただく必要があります」
「書く必要あるの?」
「はい、あります。あちらで書いていただいて、番号札をもう一度、とってください」
「はぁ?」
というような会話が行われ、その人は言われた通り、
書面を書きに移動しました。
再度、番号札をとったそのかたは、再び呼ばれ、
所定の窓口へ。
すると、すぐさま、役所の人が、
「はい、印鑑証明ですよね。すぐ対応しますから」
と言って、5分ほどで対応していました。
最後は、納得した様子で、その人は出ていかれました。
「常連なのかなぁ」
とも思いましたが、役所の人の想像力を働かせた行動に感動しました。
◆ ◇ ◆
手続きの簡略化や手間を省くための電子化。(マイナンバーカードとか)
人対人で行うことの柔軟さと安心感。
この世界が、うまく共存する世界があれば良いなぁと思いました。
いきなり現れた、その人のおかげで、
私の聴覚障害の症状が一気に出てきてしまったのですが、
最後は、役所のスムーズな対応に感動して、少し治りました。
人によって、症状が悪くなることもあれば、
人のおかげで、症状が軽くなることもある。
そんなことを考えると、オートマチック化された世界の中に、
いつでも頼ることのできる人、
すぐに相談できる人、
ちょっとお節介だけど、助けてくれる人が、
ずっといてほしいと思うし、私は、そういうのがいいなぁと
役所の帰り道、思いました。