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#夢
焼くなっ!焼き肉っ!
「ここの焼き肉屋ってさ、焼いてるのにどんどん肉が生になってくんだぜ!」
運ばれてきた肉をトングで網の上に乗せながらザキさんが自慢げに言ってきた。
ここの焼き肉屋は焼かれた状態で提供された肉を、如何に卸された状態に近く戻せるかを求められる店らしい。
その生になった肉はどうするのかとザキさんに聞いたら、この店の奥にいる猛獣たちの餌にするらしいとのことだった。
「たださ、その猛獣の肉がここで出されてる肉
走れ!生足フィッシュおじさん
「今日の店の刺身は格段と旨かったな~」
なんて余韻に浸っていたら、背後からただならぬ殺気を感じた。
振り替えると、「オレの嫁さんは旨かったですか、、、?旨かったですかっ!?」と足と手の生えたら魚が肩を震わせながら俺に聞いてきた。
全く状況が理解できなかったが、とっさに「はい。とても美味しかったです」と答えてしまった。
魚は更に肩を震わせ、「旨かったなら、旨かったならそれで、それでよかです!」と泣き
もぅ、えっちんぐなんだからぁ
「今日はこの方を描いてもらいます!」
俺が今いるのは区民センターの会議室。
月に一度行われている絵画教室に参加している。
今日のモデルはたまたま犬の散歩をしていた時に先生につかまってしまった近所のマダム。
マダムも犬も困惑しているのがわかる。
「では好きなように感じたままに描いてください!
俺たち生徒は黙々と描き始める。
マダムはモデルになっていると意識し始めたのかなぜか脱ぎ始めた。
おいおい、何
諭吉だってとろけたい
「久々に来たら店の雰囲気大幅に変わっててわかんなかったよ。でもよかったよ。元気そうで」
そう言ってK太は万札5枚を俺に握らせ「釣りはいいよ!コーヒーでも飲んでよ!相変わらず気持ちよすぎるとろけるくらいのシャンプーだったよ!じゃな!」
そうい残し、そそくさと走って行ってしまった。
千円札と間違えたのだろうと追いかけたが見当たらない。相変わらず足が速いな。
どうしたものかとクシャクシャになった