20230827
アンドレイ・タルコフスキーの『ノスタルジア』を観た。自死した音楽家が最後に過ごしたイタリアの地を訪れた詩人が共通の知人と途中で喧嘩別れし、不思議な老人と出会い幻想的な世界を漂う。キリスト教的教養が必要な物語らしく、あまり詳しくないわたしには難解な映画だった。振り向く視線をカメラが捕らえるような場面が多様されていて印象的だった。モノクロの場面が過去や死を思わせる世界を霧がかった景色で象徴的に映していて、かなり構造的に練られた作品であった。
アンドレイ・タルコフスキーの『ノスタルジア』を観た。自死した音楽家が最後に過ごしたイタリアの地を訪れた詩人が共通の知人と途中で喧嘩別れし、不思議な老人と出会い幻想的な世界を漂う。キリスト教的教養が必要な物語らしく、あまり詳しくないわたしには難解な映画だった。振り向く視線をカメラが捕らえるような場面が多様されていて印象的だった。モノクロの場面が過去や死を思わせる世界を霧がかった景色で象徴的に映していて、かなり構造的に練られた作品であった。