20240822

石塚真一、NUMBER8による漫画原作のアニメ映画『BLUE GIANT』を観た。世界一のジャズ・テナーサックス奏者を目指す18歳の宮本大が上京し、同郷の親友・玉田のアパートに転がり込んでジャズのライブハウスなどを巡りながら、そこで見つけた若き才能あふれるピアニスト雪斥と出会い、THE JASSというバンドを結成し、ジャズの聖地「ソー・ブルー」で十代のうちに演奏する快挙までを描く。音楽を世界的に活躍する上原ひろみが担当しているだけあって、アニメーションの動きとその音楽の合わさるライブの場面は素晴らしかった。
 若い情熱と向こう見ずな姿勢が十代特有に許された短い輝ける時期を想起させる。途中で主要人物が大について振り返って語る場面が挿入される構成も良かった。

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