20240526

 用事があって自由が丘に出向いた。なにやら駅回りでバザールのようなものが行われていて結構な人出だった。飲食物や装飾品などを販売する路面店が立ち並び、さらに道路が歩行者天国になっていて、そこにテーブルと椅子一式が置かれて人々が飲み食いをしていて、休日の銀座のような趣だった。
 駅前にも出店がひしめき、人で一杯だった。今はちょうど駅前の一区画が再開発されており、まっさらになった土地とフェンス一枚隔てて全く対照的な光景が広がっていることに不思議な気持ちを抱いた。用事を済ませて、ブックオフに寄った。読書会の次の課題図書である村上春樹『風の歌を聴け』(講談社文庫)と、高橋源一郎『さよなら、ギャングたち』(講談社文芸文庫)を買った。『風の歌を聴け』は若い頃に一度読んだが、今どう感じるか怖いようで楽しみでもある。高橋源一郎は初読なので純粋に楽しみである。

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