20241228
アルゼンチン映画『トレンケ・ラウケン』を下高井戸シネマで鑑賞した。31日までの三日だけの公開で行けないと思っていたが、仕事の休みが入れ替わったので幸運にも行けることに。平日だし、十七時四十分の公開時間前に行けばいいかとタカを括っていたが、十二時の時点で残席が六十になっていたので慌ててチケットを買いに出た。三軒茶屋から世田谷線で下高井戸駅まで行き、西口を出たらすぐに下高井戸シネマはある。わたしは九十番の整理券をもらった。どのくらいはいるのか、わからなかったが、後で再び来てみるとどうやら百五十席くらいのようだった。
映画は行方不明になった植物学を専攻する女性を恋人と彼女に車を貸した男の二人が女性を探す一部と、伝言を残していた女性による回想とその後が描かれる二部とに分かれていて、それぞれ二時間超の計四時間以上の大作だった。ミステリとラブストーリーが合わさったような前半の終わりと後半のSF的展開がとても興味深かった。ラストでは唖然としてしまった。翻訳者の新谷さんと山中遥子監督のトークもあって、帰路に着いたのは二十三時過ぎだった。