20230423
統一地方選挙の日。晴れて気温もそんなに上がらず過ごしやすい一日だった。所用で出かけた後に、五月の文学フリマ東京に出店される谷脇栗太さんの犬と街灯が主宰するアンソロジー『コオロギ、クジラ、人間以外』に寄稿する原稿を仕上げた。帰って、買い物ついでに投票所に寄った。わたしの地区では、小学校が投票所になっている。もう学校に入れる機会はそういう時くらいしかないが、校舎をつなぐ渡り廊下やスライド式のドア、学校机と椅子など懐かしい気分になる。神戸では二六歳の最年少市長が誕生していた。灘高→東大→ハーバードという完璧な学歴と優等生発言で文句のつけようがない人物像だが、果たしてそんな学歴と若さだけで行政が上手く行くのか、注視していきたいところだ。与党の四勝一敗という結果、解散総選挙が現実的になったようだ。国政ははっきり言って壊滅的であるので、地方から改革の息吹が吹き返すのを待つよりほかないだろう。それまでに戦争など巻き込まれないことを祈るばかりだ。
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