映画 『KCIA 南山の部長たち』
韓国の「民主化」の一丁目一番地
朴正煕大統領暗殺事件の40日前からを、暗殺者の金情報局長の視点から描く。主演イ・ビョンホン。
大統領暗殺事件⇒同時に起きていた民主化運動⇒戒厳令など、現在の韓国の法整備や国家体制が、このような歴史に基づいていることが分かる。大統領独裁をストップできるし、容易な戒厳令発布は流血を招くかもしれない。現在でも一部に、法治から外れた施策が行われるが、それを招く充分なトラウマが彼等にあると思う。
映画としては、見せ場が散りばめられており、充分に楽しめる。イ・ビョンホンはストレス下にある部長を好演している。