ヤマハ V50愛(原付ではない)
「これさえあればいい」と思えた。
ミュージックワークステーション「YAMAHA V50」 打ち込みでも、生演奏でも万能に使え、フロッピーディスクで楽曲を瞬時に呼び出せる。ライブやレコーディングでも、これさえあれば大丈夫だった。
コムロさん的な、何台ものキーボードを重ねるほどの資金もスキルもない私にとっては、非常に助かる1台であったし、この後継機のWシリーズ(サンプリング音源)よりもピアノの音は好みだった。打ち込みもシンプルで、クリックに合わせて適当に弾いてクォンタイズ(拍子あわせ)をすれば、即興テクノの出来上がり。
兄姉が放棄してから25年以上、傍らにある鍵盤で、あれば安心するレベルの守護神的な存在、死んだらパーツの一部をお墓に入れてほしいレベル。
内蔵電池をリチウムに交換し、フロッピーをUSBに替えてまで使っている。もちろんPCを使うCubase等のDAW(デジタル オーディオ ワークステーション)は、入力には楽なんだけど、小さなV50液晶画面から予想外のアレンジが出できたときの快感は、体験できないス。