コーチングセッションから学ぶ行動力の手に入れ方とビジネスコーチの自信についての考え方
みなさんこんにちは
ビジネスコーチ たかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます。
ぼくは、毎日さまざまな役割や立場のビジネスパーソンを
コーチングセッションを通じて支援させていただいています
コーチングセッションをお受けになる方達の
目的は様々あります
例えば
経営者として自分の事業をより効果的にしたい
とか
管理職として自分の組織がもっと良くなるようにしたい
とか
副業でもっと稼げるようになりたい
とか
これ以外のことも含めて
ぼくのクライアントさんたちが
コーチングセッションで手に入れているものをまとめると
目標達成のために行動を継続するエネルギー
だったり
問題解決のために何をしたら良いかという気づきを得ること
だったり
パフォーマンス、実践力が落ちている時の気持ちの立て直し
だったり
ということが多いと思います。
今日は「言語化」言葉にすることで
行動するエネルギーを手に入れる
と言うことと、後半では「自信」のお話をしようと思います。
今日のお話を動画で見たい方はこちらから
https://youtu.be/9C986TxtO28
先ほど、ぼくのクライアントさんたちが
コーチングセッションで手に入れているものは
目標達成のために行動を継続するエネルギー
だったり
問題解決のために何をしたら良いかという気づきを得ること
だったり
パフォーマンス、実践力が落ちている時の気持ちの立て直し
だったりします。とお伝えしました。
つまり、クライアントさんがこの次にどんな行動をしていったら良いか
と言うことへの「気づき」を手に入れられるようにしているのですが
こういった「気づき」を手に入れるため
コーチングセッションが効果的に機能するためには
まずは、頭の中や心の中にあるものを
体の外に「はきだし」ていただくところから始めます
そんな時、まだぼくのコーチングセッションを
受けることに慣れていない方は、時々
どっから喋っていいかわからない
とか
うまく言葉にならない
なんておっしゃったり
そのまま詰まって言葉が出なくなってしまうことがあります。
そんな時、ぼくは良く
「正しい日本語じゃなくて良いので、頭で浮かんでいるものを言葉にしてみてください」
と、お伝えします。
まずは、外に出す
それが大切です。
実際には、こうしてお話を始めると
ほとんどの場合
ちゃんと喋れているし
言葉にもなっていたりします。
きっと「うまく伝えよう」という気持ちが
ただただ「体の外に出す」という作業に加えて
「喋ることを整理する」
とか
「わかりやすい言葉にする」
という作業もしようとすると
そちらが出来ないような気がするので
「体の外に出す」こともできない気がしてしまうのかなって感じます。
ここで一番大切なのは
「体の外にだす」ことなので
それを最優先するようにすれば、目的に近づけるわけですね
そして、コーチングセッションの場であれば
たとえ「伝わりにくい表現」で体の外に出てきても
ビジネスコーチがそれを整理するのを手伝うことができるので
結果、適切に表現できたことになります
ここで言う「結果、適切に表現できた」状態にするために
ぼくがちビジネスコーチがやっているのは
クライアントさん
つまり、コーチングを受けていただいてる方から
発せられた言葉が
「曖昧」だったり「抽象的」だった場合には
より具体的にするように手伝ったり
逆にとても具体的で粒が小さくて全体像を
表現しきれていないと感じるような時は
「概念的に把握」できるように質問をしたり
と言うことをやって、今クライアントさんの
頭の中や心の中にあるものを適切に言葉にできるように支援します
こんな風にして
思考や感情が曖昧な時は、具体的にして
表現の粒が小さくて全体を表現できない時は概念化することで
クライアントさんがこの次にどんな行動をしていったら良いか
と言うことへの「気づき」を手に入れることが出来るようにすることで
クライアントさんの次への行動を促すのが
コーチングセッションなのですが
人間ってどうしても、自信がなくなっている時って
なかなか行動ができなくなりますよね。
自信がなくなっちゃった時も
コーチングセッションを受けていただくことで
ここまでお伝えしてきたような言語化のプロセスを通じて
ほとんどの方は「自信を取り戻す」とまではいかなくとも
行動するエネルギーは手に入ることがほとんどです
ですが、時々それでも動けない状態になっちゃうことがあるかもしれないので
今日はちょっと「自信」のお話もしておきたいと思います
あなたはダンニングクルーガー効果ってご存知ですか?
これ、人間が持っている認知バイアス、認知の歪みのひとつで
とっても簡単にいっちゃうと
「能力の低い人ほど、自己評価を高くしてしまう」という傾向がある
と言う話です。
このダンニングクルーガー効果は
何か新しいことに取り組み始めるときにはとても有効だと思うんです
新しことをやり始めたときに「全くできる気がしなかったら」
やる気なんて起こらないですよね
やり始めたときにはその分野での能力は低いことがほとんどですから
多少自己評価を錯覚しているぐらいの方が良いのだと思います
その一方で
その分野での経験が長くなって、能力が上がってくると何が起こるかと言うと
その分野に関する情報量が多くなってきて、より適正な評価ができるようになったり
その分野での、習得度や習熟度が上がれば上がるほど、より細かい出来ていないこと
に気がつきやすくなりますよね
もし、今あなたが自信がなくなっているとしたらこれが理由かもしれません
ですが、この「より細かいできていないこと」に気づくことによって
自分が何を修正したら良いかを知ることができるので、成長を継続することができます。
その反対に
もう、自分は出来るって自信を持ってしまったら
その「こかまな出来ていないこと」に気づく感性が
はたらかなくなってしまう気がします
「こまかな出来ていないこと」に気がつけなくなったら
そこから先は上達できないのではないかということです。
そう言う意味では、もっと成長したい、今より上達したい、より上手く行くようにしたい
と思う分野では「自信」なんてもたない方が良いのかもしれません
ぼくはいつも
生業にしているコーチングや趣味でやっている空手については
ずっと成長し続けたいと思っているので
例えば
死ぬ直前にやったコーチングセッションが一番すごかった
とか
空手でも死ぬ直前が一番強かった
ってなれるのがいいなって思っています。
こんな風に思えるようになってからは
他の誰かとの相対的な比較には、あまり興味がなくなってきました
昨日の自分より今日の自分
今日の自分より明日の自分がちょっとでも成長していくために
今できることをやっていきたいなって思っていると
自信があるとかないとかも関係なくなってきました。
だから、自信ってどうでもいいな
って思っています。
こんな風に物事への取り組みに対する長期的な視点を
うまく持つことができると自信とか関係がなくなるのだと思います
あ、これってオリンピックで金メダルを目指しているアスリートには
使えないかもしれないですね。
はい、ありがとうございました
それでは、今日のお話まとめておきましょう
今日は
コーチングセッションでぼくがやっていることをヒントに
目標達成や問題解決のための行動のエネルギーを手に入れる方法
と
自信がなくなっちゃっている方向けに
ぼくの長期的な視点の持ち方
についてお伝えしました。
今日ぼくがご提案した
行動のエネルギーを手に入れる方法は
頭の中や心の中のことを
言葉や表現の正しさに拘らず「言語化」すること
そして、その言語化したものを
「具体的にチャンクダウン」したり
逆に粒の小さい言葉の場合は「概念化」したりすることで
頭の中や心の中のことを「きちんと把握する」ということ
そして、自信がなくなっちゃっているときに
気持ちを楽にする方法として
長期的な視点を持つことで「他者との相対的な比較」から
自由になると言うお話でした
今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/9C986TxtO28
ぜひ、動画でおさらいしてみてください
みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、三密回避に配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう
それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?