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(HKO第35話)イギリスではバスに乗る時点で日本と勝手が違って、ヒースロー空港は広すぎる。

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2015/9/20 Sun 夜 イギリス ロンドンのホテル

 サウサンプトンからロンドンのホテルに帰った日の夜、イギリス時間の朝に行われた東京ヴェルディとV・ファーレンの試合を観ようとiPadを開いたのですが、途中で寝てしまいそのまま朝を迎えました。

 試合は日本に帰ってから観ることにして、欧州滞在最終日が始まりました。

 まず向かったのはヒースロー空港。

 飛行機に乗るのは夜ですが、先に荷物を預けておこうと思ったのです。

 それを見越して空港から割りと近いところのホテルに泊まったのですが、それでもまともに歩けば一時間はかかります。

 色々調べてみた結果、バスで行くことにしました。かの有名な赤い二階建てバスに初乗車です。

 とりあえずホテルの近くにあるバス停で待っていたのですが、一つ疑問が湧きました。

 どうやって乗るんだろう?

 実はイタリアでも電車やバスに乗るとき、日本とはかなり勝手が違い困ったので、公共交通機関に乗ることにいくらか慎重になっていました。

 バス停に貼ってあるいくつものステッカーを見てみると、どうもプリペイドカードを持っていないと乗車できないようです。

というか、現金が全く使えないのです。


 カード無いまま乗ったら完全にキセル乗車になるところでした。危ない…。

 てか現金使えないってなかなか思い切ってますね。この思い切りの良さが日本のサービスでは感じないところだったりします。

 スマホで検索してみると、その辺の普通のお店でもカードを買えるようでした。

 現金が使えない分、カードがどこでも手に入るようにしているのですね。

 近くにあった個人商店でカードを購入しましたが、そのカードの名称が「オイスター」。

 なんでカキ?と思いつつ、赤い二階建てのロンドンバスに乗り空港に向かいました。

 バスの中には二階に続く階段があったのですが、大荷物のトランクを持っているため上がる気になれませんでした。

 生憎の雨模様のなか空港に着きましたが、あまりにも空港が広すぎて荷物を預ける店に行くにも電車を使わなければなりません。

↑空港内を走る電車

 結局ホテルを出てから荷物を預けるまで3時間近くかかりました。

 大幅に時間をロスした後、急いでロンドン観光に向かいます。

(つづく)

↓ この連載「ヒラ公務員欧州へ行く(HKO)」のこれまでの記事はこちら



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