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ヒラ公務員欧州へ行く22 ~ついに食べるイギリス料理(朝食編)~

2015/9/19 Sat 朝 イギリス ロンドン ビクトリア駅

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 もう一本の水とついでにお菓子を買い、5ペンス硬貨を手に入れ、やっとトイレに入ることができました。助かった。

 お店で二回にわたり500mlの水を購入したため、全然のど乾いてないのに無駄に1キロの水を持ち歩くことになった日本人は、その後ようやく朝食のレストラン探しを始めました。

 トイレの上の階におしゃれな喫茶店のような佇まいの店があり、そこで朝食を食べることにしました。これがイギリスで最初の食事になります。

 正直不安で仕方ありません。

 悪名高いイギリス料理の朝食ってどんなものなんでしょうか…。口に運ぶたびに元気をなくすんじゃないでしょうか。

 イギリス料理ではフィッシュアンドチップスは有名ですが、そんなの朝から食べれないし。

 店に入り席に着き、メニューを見ましたが案の定、料理の単語の意味がさっぱりわかりません。前にも書きましたが、外国ではメニューが読めず本当に困ります。この前はイタリア語でしたが、まだ馴染みのある英語であってもそれは同じでした。

 ここはイギリス、頼むものを間違えれば命取りですので頭が???状態でも理解しようと必死にメニューを読み進めました。そうしていると、いくつかのページを開いたときにに現れた「BREAKFAST」

 即、これに決めました。これでフィッシュアンドチップスが出ようもんなら呪ってやる。

 3種類ありましたが適当に選び、料理が運ばれてきました。

 お皿に載っているのは豆のトマト煮込み、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、トマト、マッシュルームを炒めたもの、パン。

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 とりあえず盛り付けは雑な気がしますが、食べてみたところ、これが意外にもとても美味しかったです。

 これはイギリスの家庭料理なのか、イメージが覆されました。特にパンは日本のものよりサクサク感が強く、軽くて食べやすかったです。

 日本にもこれがあったら売れるんじゃないでしょうか。少なくとも僕はまた食べたいです。

 ひとまずイギリスの朝食はいけるということがわかりました。まだ昼ごはん部門と夜ごはん部門がありますが、朝ごはん部門はOKです(もちろん、物によるとは思いますけど)。

 満足して会計をする時、ウェイターの人から何か話しかけられました。

 たぶん「美味しかったかい?」と聞かれたんだと思います。「ベリーグッド!」と答えました。互いに笑顔で握手を交わし、店を出て目的地へと向かいました。

 ビクトリア駅の電車乗り場に着くと、ユニフォームを着た人が大勢いて、歌っている人達もいました。

 電車に乗り、満員電車は日本だけじゃないんだなと思いながら、死ぬほど暑苦しい空間に耐え抜き、目的地に到着しました。

 これからサッカーのプレミアリーグ、チェルシー対アーセナルの観戦です。

↓ヒラ公務員欧州へ行く1~21はこちら


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